事前相談なく発生した「おやつ代」!後から請求されたらどうする?
多くのママ達が「割り勘」と考えるポイントが「事前相談があるかないか」であることが分かりました。
しかし必ずしもそういう考えのママばかりではありません。いつでもママ達の間では平等だと考えているママもいます。
では、事前相談なく発生したおやつ代を、後から請求されたらどうすれば良いのでしょうか。ママ達に聞いてみました。
お互い様であることを率直に伝える
子どもが集まり遊んでいれば、事前相談や事前準備がなくても、突発的におやつの時間は発生します。突然誰かが「お腹すいた」と言い出せば、その場でおやつになる場合もあり、その場に居合わせた大人がおやつ代を払うことはあります。
「大した金額でないならばそれはお互い様!自分がそういう場に居合わせれば次は自分が対応します!」ということを丁重に伝えるというママがいました。
そうは言いながらも、知らないところで子どもがあまりにも高いおやつを要求し、それに対応してくれていた場合は、さすがに支払うという意見もありました。
事前相談なしの行動は「気持ち」では?
いつも我が子と仲良くしてくれているお友達に出すおやつは「気持ち」だと話すママもいました。
「ありがとうございました」と素直に気持ちを伝えれば、たいていの場合はその後に請求されることはないと言います。
しかし、遠回しに何気なく請求してくるママもいるようで、そういうママに対しては「うちの○○は大好きなおやつをもらい喜んでいました。ありがとうございます。今度は自分も○○ちゃんが喜ぶようなおやつを出しますね」と、あくまでも自宅に遊びにきてくれた子どもに出すおやつは気持ちで出すものだ、ということを遠回しに伝えるというママがいました。
子どもに出すおやつは「差し入れ」!差し入れに割り勘は存在しない!
子どもにあげるおやつは「差し入れ」と同じだと話すママもいました。普通の感覚では、差し入れたものに対し、後から請求するという感覚はないでしょう。
子どもへのおやつは気持ちで出すものという意見に近いものがありますが、差し入れは気持ちでするものですから、後から請求したくなるほど高価なもの買ってあげる必要はありません。
もし万が一請求されたら「この間は子どもに差し入れをありがとうございます」と言ってしまえば、相手も「そっか、あれは差し入れか……」と気づくこともあるようです。
言われるがまま支払い、その後は距離を置く
納得はいかないものの、請求されればのちのち面倒くさいから、やっぱり言われるまま支払ってしまいますという意見もありました。
「あの人はケチだ!」「子どものおやつ代も払わない非常識な人だ」などと陰で悪口を言われたら、自分ばかりか子どもまで影響する可能性がありますから、お金で解決するならその方が良いと考えるママもいるようです。
その代わり、その人とは距離を置くというママも多かったことから、相手が承諾していない割り勘を押し付けることは、ママ友トラブルの原因にもなるようです。
まとめ
それぞれの考えや価値観を持ったママ友の間で生じる子どもの「おやつ代」。トラブルを防止するためには、事前打ち合わせや事前相談が重要だということが分かりました。
しかしママ達は日々忙しく、その都度相談なんて出来ません。ですから、子どもの習い事の待ち時間や保護者会など、ママ達が集まる場で、ある程度はおやつ代に対する取り決めをしておいた方が良さそうです。
良かれと思いやっていることがトラブルの原因になることも視野に、ママや子どもがおやつ代をめぐり関係性が悪くならないよう、お互いに相手のことを考え行動したいですね。