「格差婚」という言葉を耳にしたことがある人は多いでしょう。
格差婚とは年収や学歴などに差がある2人が夫婦になることを指した言葉。男女どちらかが上の場合に使うという言葉ではないですが、女性の方が年収や学歴などが高い場合に使うことが多いようです。
そんな格差婚、少なからず失敗してしまうケースがあるのです。
格差婚の成功と失敗の分かれ目とはなんでしょう。今回は事例をもとに、格差婚に成功するカップルの共通点を紹介します。
格差婚が成功する夫婦の特徴とは?
事例1: 学歴に差があっても価値観に差がない
キュレーターのはるかさん(仮名・33歳)は5年前に同じ年のとび職の夫と結婚しました。
出会いは、キュレーターが所属するグループが主催のイベント。夫の会社が建築物の一部の修理の依頼を引き受けたことがきっかけでした。
国立大を卒業した高学歴のはるかさんと、高校卒の夫との学歴の格差はあっても、2人は「楽しいことが大好き」と人生を謳歌するという価値観が一緒でした。
幸いなことに、大学の同級生たちははるかさんの結婚を「ユニーク」と祝福してくれ、またとび職の仲間たちは「高嶺の花と結婚した」と羨望の目を向けたそうです。
学歴に格差はあるものの、年収の格差はなかったそうです。
年収が低いイメージを持たれることもあるとび職ですが、実は若いうちから年収が高くなる場合もある職業です。夫の会社が資金力のある顧客に恵まれていたことから、キュレーターのはるかさんより年収が高い時期があったそうです。
関連記事