事例2: 感謝の気持ちを忘れてしまう
佳澄さん(仮名・36歳)は、健康関係の食品やグッズを販売する会社の女性経営者。近年、多忙過ぎて5歳になる子供の子育てと仕事の両立が難しくなったそうです。
そこでサラリーマンの夫(39歳)が佳澄さんをサポートするために退職して、家事や育児を一手に引き受けることになったそうです。つまり主夫として一家を支えることにしたのです。
その直後、近くに住む佳澄さんの父親が脳溢血で倒れ、一命をとりとめたもののリハビリが必要となりましたが、佳澄さんの母は病弱なため、一人でサポートできなくなったのです。そこで介護ヘルパーを雇いましたが、それでも補えなくなったため、夫が義父の世話を手伝うことに。
家事と子育て、さらに義父の世話をする夫。「仕事をしていたほうが良かった」とたまに冗談交じりに嘆く夫。ところが夫に感謝するどころか、佳澄さんは他の男と浮気をしてしまったのです。
夫の両親にも浮気がバレてしまいますが、「私が一家の大黒柱」と経済力を強調して、夫に謝罪もしません。「家事も育児も義父の世話も全部やめようか」と次第に夫は後悔するようになり、夫婦の危機がますます募っていっているそうです。
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成功事例と失敗事例を教訓にした「格差婚を成功させる方法」を考えてみましょう。
- 価値観をすり合わせる
- お互いを尊重して必要以上に期待をしない
- 過剰に甘えない
- 感謝の気持ちを忘れない
このポイントを忘れずにいたいですね。格差婚に限らず、幸せな結婚生活が送れる夫婦すべてに通じますね。
もしあなたが結婚前に「この結婚は格差婚?」と思ったら、4つのポイントを実行できているか確認してみましょう。結婚前にぜひ自分に合格点をつけてあげられるように考え方をシフトしてみてくださいね。