コンビニ各社ではオリジナルの様々なスイーツを複数リリースしています。
中でも各社ごとに傾向が全く異なるのが「ロールケーキ」。
写真の通り、形、量がまるで違い、どれを選ぶべきか、またどれがお得なのか判別しにくいものでもあります。
そこで今回はセブン-イレブン、ローソン、まいばすけっと、ミニストップそれぞれの「ロールケーキ」を実際に試食しレビュー。
コンビニ各社の「ロールケーキ」の個性と特徴に迫りたいと思います。
【セブン-イレブン】「黒糖ロールケーキ」240円(税別)
ワンピースでこの価格は結構強気。でも、その分味は本格派!
まずはセブン-イレブンの「黒糖ロールケーキ」240円(税別)を見ていきましょう。
他のコンビニの「ロールケーキ」が複数のカットをまとめたパッケージになっているのに対し、この商品はわずかワンピースにして、この価格。最も強気な印象を受けます。
商品名にもある通り、黒糖を使った「ロールケーキ」で食べた瞬間、口の中に黒糖ならではの甘く香ばしい風合いが広がっていきます。
そして、中のクリームのほんのりとした甘さと融合し、かなり優雅な味わいとなっています。
全体的には、見た目よりも甘さ控えめで、どことなく大人っぽい奥ゆかしい味です。
専門店での本格スイーツにも大差ないほどのクオリテイであり、この強気の価格も納得することができました。
※商品は取材時点のものです。在庫が無い場合もありますのでご了承ください
【ローソン】「もち食感ロール」275円(税別)
テレビでも取り上げられた2009年の発売以来のロングセラー商品!
続いてローソンの「もち食感ロール」275円(税別)をいただきます。
商品の入れ替えがとにかく激しいコンビニの中で、2009年の発売以来、ローソンの定番スイーツとしてロングセラーを続ける「ロールケーキ」で、テレビでも取り上げられるほどの人気商品です。
6つにカットされた「もち食感ロール」の1ピースを実際にいただいてみると、商品名にもあるもちもちの食感が優しげで、噛み締めるたびに癒されるような印象を受けました。
肝心の味は、表面に細かくかけられた粉砂糖が「ロールケーキ」のスポンジの味を引き上げる役割をしており、主張は控えめなのに、これが美味。
また、中のクリームは北海道産生乳を採用しているせいか、これまたくどくなく、上品なほど良い甘さで好印象を受けました。
確かにこの完成度は素晴らしく、ローソンのスイーツにかける底力のようなものを改めて実感しました。