これぞガーディアンズ! 音楽×コースター

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』といえば、1970〜80年代の地球のヒットソングを使用したサウンドトラックも魅力です。

もちろんアトラクションでも、1970〜80年代の楽曲を使用しています。

コースターに乗りながら、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』らしい楽曲が楽しめるのです。

ディズニーのイマジニアは、アトラクションのために100曲以上の候補リストを作成し、テストを通じて、コースターにマッチする6曲を選びました。

音楽は以下の6曲がランダムで流れます。

  • セプテンバー
  • ディスコ・インフェルノ
  • コンガ
  • ルール・ザ・ワールド
  • アイ・ラン
  • どうせ恋だから

どの曲が流れるかは、アトラクションに乗ってからのお楽しみです。

曲によって体感が変わる 何度も乗りたいコースター

©Disney ©2022 MARVEL

複数の音楽が聴けるコースターは、ディズニー以外のテーマパークや遊園地に存在はします。

しかし「コズミック・リワインド」のすごいところは、音楽とコースターとの取り合わせの凄さです。

選曲段階でテストを行っており、音楽とコースターの動きがマッチするような楽曲が選ばれました。

どの曲が当たっても、音楽の気持ちよさとコースターの気持ちよさがマッチした体験が待っています。

そして、流れる6曲は、それぞれ曲調が異なります。

楽しいダンスのような「コンガ」とドライブのような「ルール・ザ・ワールド」が同じコースを走るとなると、バラバラになってしまいそうですが、どれもしっかりコースにマッチしているのが不思議です。

そして音楽が作用することで、選ばれた曲調によって、コースターの体感も変わってくるという、今までにない体験が味わえます。

お目当ての曲がある方はランダムな楽曲が当たるまで繰り返し乗りたいでしょうし、そうでなくても曲によって変わる体感を味わいに繰り返し乗りたくなるアトラクションです。

子どもでも乗れる?

©Disney ©2022 MARVEL

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」は、ファミリーコースターと銘打たれています。

身長も107cmから乗車でき、スペース・マウンテンの112cmよりも制限が緩いアトラクションです。

また、スプラッシュ・マウンテンのように恐怖感を煽りながら上昇するようなシーンもありません。

コースターなことは確かですが、“落ちる”というより“速く動き回る”という感覚に近いライドです。

ただし、コースターは後ろ向きで急発進します。

さらにライド自体が360°回転し、コースの曲がり+ライド自体の回転で、かなり回ります。

後ろ向き発進も、360°回転するオムニコースターも、ディズニー史上初の要素なので、これまで体験したことがない方も多いかもしれません。

そして、かなり回るので、けっこう酔います。

暗い屋内を走り抜け、ライド自体が回転し、壁の映像を見るので、酔い具合は、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内で(「コズミック・リワインド」の隣にある)「ミッション・スペース」に次いで2位でした(個人の感想です)。

107cm以上の子どもは乗車できるアトラクションですが、むしろ三半規管が元気な子どもの方が楽々と乗れるアトラクションかもしれません。

乗車前にお腹いっぱいご飯を食べたりお酒を飲んだりするのは避けたほうが良いと思います。

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