「何でも一緒」にならない

業務で一緒になるだけでなく、ランチを食べるのも退社のタイミングも同じ、の同僚。

特に女性が少ない職場などではどうしても「つるむ」時間が増えがちですが、何でも一緒にするのが当たり前になると窮屈さもまた生まれるものです。

ひとりで行動したいときでも相手が離れなかったり、相手の都合に付き合わされてペースが崩れたり、距離の近さがかえってストレスにつながります。

同性だと仲良くなるのも早いし心強い存在にもなりますが、平日多くの時間を過ごす場所なら、それぞれの意思を尊重した付き合い方のほうが穏やかに関係は続きます。

反対に、依存や負担を警戒して同性の社員に過度に距離を取りたがる人もいますが、壁を感じさせるような振る舞いは孤立を招きかねません。

何かあったときに協力をお願いしづらかったり社内の重要な情報が届かなかったり、ネガティブな存在と受け止められると自分が損をします。

積極的に会話の輪には入らなくても、普段から挨拶を欠かさない、話しかけられたら笑顔で答えるなど、適度なコミュニケーションで印象を良くしておくのが賢明です。

噂話には乗らない

どこの会社にも噂好きな女性はいるものですが、口が軽い人ほどやり取りには気をつけるのが肝心です。

「◯◯さんの彼女のこと、聞いた?」「◯◯主任、何かやらかしてまた昇進できないらしいよ」など、社内の気になる噂が飛び出したとしても、「知らない」「そうなんだ」と相づちだけ返して別の話題を振りましょう。

噂好きな人は、「◯◯さんもこう言っていた」など、自分の話を聞いてくれた人の言葉まで吹聴します。そうやって他人の関心を引いて自分が目立ちたいので、受け答えはなるべく少なく済ませるのが重要。

つまらないと思われても、噂好きな人と仲がいいと周囲の人に認識されるほうが危険です。

噂に付き合わずに当人と付き合っていくためには、「そういう話は興味がなくて」「よく知らないことを勝手に言えないから」と、自分のスタンスを早めに示しておくと話題を振られても乗らない自分を見せやすくなります。

噂好きな人はこちらの情報も引き出して人に話したがるので、プライベートな話題は曖昧にしておくのも、自衛といえますね。