個人情報は「誰かに話されても大丈夫」な部分まで
職場の女性と親しくなると、住んでいるところや家族構成、恋愛や趣味のことなどいろいろと打ち明けあう機会も出てきます。
信用できる人ならいいですが、聞いたことを悪気なくほかの社員に話す人もいて、自分の情報は「誰かに話されても大丈夫な範囲まで」が鉄則です。
特に社内恋愛をしているなど会社が絡むことは、うかつに打ち明けると自分の知らないところで噂が立つこともあるので要注意。
仲良くなっても、相手の人間性をしっかり見極めるまではプライベートを話しすぎるのは避けましょう。
同時に、こちらから相手の私生活について根掘り葉掘り尋ねるのも控えるのがマナーです。
むやみに踏み込まない姿勢が信頼を育てます。
長く一緒に過ごす職場だからこそ、お互いの情報については自然と話せるような信用を、まずは考えたいですね。
プライベートでのお付き合いは無理をしない
職場の女性と仲良くなると、休日にランチやお買い物に出かける機会もありますよね。
楽しい息抜きになるならいいですが、毎週のように誘われるなど自分の時間を奪われすぎて疲れてしまうと本末転倒です。
断ると会社で気まずくなりそうで、と悩む女性がいますが、無理をしても大変な思いをするのは自分です。
断りたいとき、「今日はゆっくりしたくて」と素直に伝えるのは間違いではありません。
それで不満をもらすような人とは、結局いい関係は築けないと思うのが正解。
自分が誰かを誘いたいときも、「もし良ければ」と相手の事情を尊重する姿勢を見せましょう。
「断っても大丈夫」と思えるのが風通しのいい距離感であり、相手に合わせるばかりではなく自分からもスタンスを伝えていくことを、意識しましょう。
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職場の女性とは、距離が近くなれるぶんストレスも生まれがちです。
肝心なのはむやみに踏み込みすぎないこと、自分からも「ここまで」の線を引くことです。
それは拒絶ではなく、無理のないお付き合いをしたいというアピールになります。
相手の事情や状態もしっかり見る目が、不要な衝突を避けるコツ。
適度な距離感は自分でコントロールしていくものと心得ましょう。