「以前マッチングアプリで出会った女性とのことです。

当時マッチングアプリを始めたばかりで、右も左もわかっていなかった俺は女性とマッチングしただけで少し浮かれてしまうほどでした(笑)

何人かマッチングし、みんな敬語で名前にさん付け、というような方が多かったんですが、彼女は初めからタメ語で遼介という俺の名前から許可なく『遼ちゃん』と呼んできたんです。

少し気になりましたが、彼女とは共通の趣味も多くメッセージでのやり取りも一番盛り上がったので違和感はスルーしました。

初めてのデートも彼女から誘われる形で、昼から夜まで。ランチをした後映画を観に行って、ディナーという内容でした。

今考えると初めての割に結構攻めてるなと思うんですが、初心者だったのでそういうものなのかな? と受け入れてしまったんですよね。

映画館で彼女が『寒い』と言って少し近づいてきたことも少し気になりましたが、嫌だとは思わなかったのでそこもスルーしました。

2回目のデートでは水族館に行きたいという彼女の提案で水族館に。

待ち合わせしてすぐ彼女から手を繋がれて、さりげなく解いたんですがそれでもまた繋いでくるんです(笑)

そのくらいから、無視してはいけない違和感だと感じて……なるべく距離を取ろうと意識したんですが時すでに遅し。

夜ご飯を食べてお酒も入った彼女に『遼ちゃんのお家に行きたい』と言われてしまったんです。

怖くなってしまって、『いや、散らかってるからさ!』となだめてなんとか電車に乗せて帰したんですが、家に着いた後のLINEでもドン引き。

『今度はお泊まりしたい』って書かれてたんです……。好かれるのはありがたいことですが、たった2回しか会ってないのに……と引いてしまいました。

その後失礼かな、と思ったけどブロックしちゃいました」(32歳/広告代理店勤務)

マッチングアプリでの出会いは共通のコミュニティがない出会いなので、たとえ会う前から気持ちが盛り上がっていたとしても積極的すぎるアプローチはリアルな出会いよりも相手に引かれてしまう可能性が高いものです。

また、2回目のデートで泊まりたい、というアピールは軽い女性だと認識されてしまっても仕方ないですよね。

大好きで早くお付き合いしたいから既成事実を作ってしまおう、という気持ちからの家に行きたいアピールだったとしても、相手の気持ちがまだわからないタイミングでは、相手によっては体の関係だけになってしまうことも……。

アプローチをする際は、相手との距離感を確認しながらすることが大切なのではないでしょうか。

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。