食欲をコントロールするには?

ストレスでつい食べてしまうことがわかれば、ストレスを減らす工夫をすることで食欲はコントロールできます。というより、脳をうまくだましてダイエットに利用するといった方がいいかもしれません。

「ダイエット自体がストレス」と決めつけると、つらいダイエットまっしぐらになってしまいます。「やせなきゃ」ではなく「やせたらあの服を着られる」「みんなにもビックリされちゃったりして」と楽しい妄想をふくらませ、ポジティブな思考で脳にダイエットを「ストレス」と感じさせないようにしましょう。

それでも日常生活でストレスを感じることはありますよね。そんなときは、飲食以外でストレスを発散させて。歌ったり踊ったり、体を使う方法がおすすめです。

まじめな人ほどダイエットのジョギングや筋トレを苦行のようにやってしまいがち。無理してやって運動自体がストレスになってしまうくらいなら、気が乗らない日はたまにはさぼってもOKですよ。

えっそうなの!? 「ダイエットでやると逆効果!」な3つのこと

今までダイエットの常識と思われてきたことが、実は「逆効果」だったら?

1. 規則正しい食事

2. カロリー制限

3. お腹をへこませるための腹筋運動

これらはどれもダイエットには不要、もしくは逆効果なことなのです。

規則正しい時間に食事をするということは、お腹が減っていなくても食べるということです。「時計」ではなく「脳」で食べて、体が欲している量だけ食べる習慣をつけましょう。

カロリー制限は、手間がかかるわりに意味のないことで、むしろ余計なストレスにもなりかねません。食事はカロリーではなく、中身が大事です。「低カロリーでヘルシーだから」ではなくバランスよく、エネルギーの元である穀類もしっかり摂ることを意識するのがポイントです。

「お腹をへこませるためには腹筋運動」というのは思い込み。やせたい部分を集中して鍛えるより、全体の割合が大きい筋肉を鍛える方が、結果としてお腹やせにつながるのです。

鍛えるべきは下半身の筋肉。消費エネルギーの多いスクワットがおすすめです。