『無法弁護士〜最高のパートナー』(2018年)

人権弁護士だった母を目の前で殺され、母方の伯父で暴力団のボスのもとで育ち、その暴力団の弁護士として活躍していたポン・サンピル(イ・ジュンギ)。

ある日、差出人不明で1冊の手帳を受け取った彼は、復讐の時がきたと18年ぶりに帰郷します。「無法ローファーム」を開業した彼は、女性弁護士ハ・ジェイ(ソ・イエジ)と出会い……。母の仇を打つための復讐劇です。

サンピル役は『悪の華』(2020年)や『クリミナル・マインド KOREA』(2017年)といったサスペンスから、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016年)などのロマンス時代劇まで多彩な演技を見せるイ・ジュンギ。ジェイ役は『サイコだけど大丈夫』(2020年)のソ・イエジ。イ・ジュンギのアクションや、ふたりの関係の変化にも注目です。

『ドクター弁護士』(2022年)

「患者の命を救うこと以上に大切なものなどない」と信じていた天才外科医のハン・イハン(ソ・ジソブ)が、ある患者の不正手術によってすべてを失い、やがて医療訴訟弁護士となって、巨大組織に立ち向かうことに……。

たとえ元婚約者の検事クム・ソギョン(イム・スヒャン)と衝突しても、復習のために突き進んでいくメディカルサスペンスと法廷ドラマが味わえる作品です。

かつて自身を陥れた巨大組織に立ち向かう主人公イハンを演じるソ・ジソブは、愛らしいコン・ヒョジンと共演したラブコメ『主君の太陽』(2013年)でのツンデレ社長役が印象深いのですが、今作のようなシリアスな復讐劇でのクールな姿もぴったり。今作では類稀な頭脳を駆使して、どのように仕返ししていくのか見届けたいところ!

ハラハラする展開のなかにも、時にホッとさせられたり、笑顔になれたり、緩急のあるストーリーに惹き込まれる作品をご紹介しました。

この機会に、あなたにぴったりの韓国ドラマを見つけてくださいね!

大阪生まれ。出版社勤務後、ライター&編集者として独立。エッセイ本『どうしても、結婚したかった。1000人の男性と出会った私の婚活ラプソディー』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)2024年4月1日発売。音楽、日本・韓国などのドラマやTV・映画といったエンタメから恋愛・婚活・育児など女性向けジャンルを手がける。公式サイト