乳幼児期の子どもは『小児科』受診が基本

水氏「肌トラブルに関して、小児科がいいのか?それとも皮膚科やアレルギー科がいいのか?迷う方も多いとのことですが、乳幼児期の子どもの場合はやはり『小児科』が基本です。

専門医の診察が必要な場合、小児科のドクターが症状を見て「これは皮膚科を一度受診してみてください」など伝えてくれるはずです。

専門医側の対応としても「小児科の先生から専門医に診てもらうように言われました」と 伝えてから受診する方が、われわれ薬剤師から見ても治療や処方がスムーズに運ぶ印象です。

また、皮膚科の場合、大人の肌トラブルや皮膚疾患をメインとしていて、子ども(特に乳幼児期)に関してはあまり対応していなかったり、不慣れなところもあります。

アレルギー科に関してですが、肌トラブルや皮膚疾患というよりも、喘息など呼吸器系の症状をメインとしているクリニックが多いです。

専門医を受診する場合は、事前にホームページをチェックしたり、電話で問い合わせるなどして、治療方針を調べておくといいですね」