彼女との後味の悪い終わり

次の日、お互いの部屋にあった私物を返すためにコンビニで待ち合わせをしたのですが、俺の目をいっさい見ずに淡々と荷物を渡してすぐ車に戻っていった彼女の後ろ姿が忘れられません。

俺は浮気を否定できなかったし、後味の悪い終わりだけど悪者のは俺です。

本命でない女性と付き合っても、やっぱりうまくいかないのだなと思いました。

取引先の女性とはまだ交際まで進んでいませんが、今ははっきりとこの人が好きだと思っています」(34歳/配送)

「本命でなくても付き合う」は悪いことなのか

こちらのケースでは、男性は「(元カノとは)最初から付き合わないほうがよかったのかも」と話していましたが、問題はそこではありません。

「恋人=本命」が理想なのはたしかですが、いいなと思う段階から交際に進み、一緒に過ごすうちに本当に好きになるケースもたくさんあります。

「本命じゃないのに告白を受け入れた自分」が悪いのではなく、彼女がいるのに別の女性と浮気をしたことが別れた原因です。

嘘をついてまで取引先の女性と親しくなりたかったのが本心であり、そのずるさが、後味の悪い終わりを招きました。