浮気は恋人以外の異性と親密な関係を持つことであり、浮気相手はあくまでも“二番目”の存在です。

ところが、浮気したことで本命であるはずの彼女と別れたくなる男性もいます。

浮気によって彼女や自分にはどんな変化があったのか、また何が原因で別の女性に意識を向けたのか、男性たちに本命彼女と別れたくなったエピソードを聞いてみました。

本命ではなかったけれど付き合っている彼女

「俺には何年も片思いをしている女性がいて、仲はいいけれど相手の好意に確信が持てないまま過ごしているうちに、その人は別の男性と付き合い始めました。

落ち込んでいるときにずっとそばで励ましてくれた女友達から告白され、正直に言えば恋愛感情は薄いけれど『ひとりよりマシだ』と思ってOKしました。

彼女は尽くすタイプで、あれこれと世話を焼いてくれるし暇なときに連絡すればすぐ会いに来てくれるし、大事にしてくれるのは実感します。

片思いをしていた女性は彼氏と幸せそうな様子で、『これでよかった』と自分では納得しているつもりでした。

浮気をしたのは彼女に不満があったからではなく、ある女性と出会ったからです。

自分の好きな性格の女性が現れて

その人は会社の取引先の社員さんで、今まで特に意識したことはなかったのですが、納品ついでの世間話で彼女ができたことを口にしたら『おめでとうございます』と笑顔で言ってくれて、それから仲良くなりました。

不思議なのが、片思い中はなぜか別の女性と仲良くすることに抵抗を感じていて、彼女ができたらそれが消えてリラックスして会話ができることです。

その女性から『雰囲気が変わりましたね』と言われて、何となくうれしかったのを覚えています。

思ったことは何でも口にして俺にも『どう思いますか?』と聞いてくれるし、意見が違うときでも『なるほど~』と頷いて会話が続くし、彼女とは違う新鮮さがありました。

片思いをしていた女性もこんな人だったなと思い出したのも、関心が向いた理由だと思います。

この女性と話すのが楽しみで、納品に向かうときはコンビニで小さなチョコを差し入れに買ったりしていましたね。気がつけば、休日に彼女と過ごしているときも、女性のことを思い出していました。