3:移動手段
赤ちゃん連れの旅行は移動時間を短く、と序盤でお伝えしましたが、移動手段は何がいいのでしょうか。
自家用車があって車に乗り慣れている赤ちゃんなら、2時間圏内くらいの近場に車で行くのが負担が少なくて楽かもしれません。親も「赤ちゃんがグズって周囲に迷惑をかけるかも」という心配をせずにすみます。
ただ、どんな手段であっても赤ちゃんができるだけ快適に旅ができるように工夫し、サポートすることが重要です。
車、電車、飛行機それぞれにメリット・デメリットがあるので、その都度最適なものを選びましょう。
車:途中休憩をはさむので移動時間にゆとりを持たせて
1~2時間で着くような場所でも、赤ちゃんにとってはずっとチャイルドシートに乗せられて同じ体勢でいることは負担になります。
お昼寝の時間に合わせて寝ている間に移動できたら一番いいですが、そうでなけれな途中SAに立ち寄ったりなど、こまめに休憩を入れてゆとりを持って運転しましょう。
電車:駅までの送迎サービスの確認を
電車で行くなら、乗り換えができるだけ少ない場所を選ぶとともに、到着した駅からホテルまでの送迎を確認しておきましょう。なければレンタカーやタクシーを手配しておく必要があります。
また、電車は公共交通機関。できるだけ静かに過ごせるよう、気分転換になるお気に入りのおもちゃやお菓子を何種類か持って行くと安心です。
飛行機:移動時間を昼寝の時間に
飛行機での旅行は、できるだけ赤ちゃんのお昼寝の時間に合わせて、寝て過ごしてもらうのがベスト。
赤ちゃんは耳抜きがうまくできないので、離陸や着陸態勢に入る前のタイミングでおっぱいやミルクを飲ませたり、ちょっとしたお菓子を食べさせたり、おしゃぶりをくわえさせておくといいでしょう。
4:赤ちゃん連れ旅行にマストな持ち物をチェック
赤ちゃん連れの旅行にマストで持って行くべきものをチェックしましょう。
□着替え(日数分+予備)
□(ミルク派なら)ミルク・哺乳瓶・哺乳瓶の消毒をするもの
□(母乳派なら)授乳ケープ
□(離乳食がスタートしていたら)離乳食
□(歯が生えていたら)赤ちゃん用歯ブラシ(※宿泊先に用意があれば省く)
□オムツ(日数分+予備)
□使用済みオムツを入れる袋(消臭機能があるとベター)
□おしりふき
□除菌シート
□母子手帳・お薬手帳
□保険証・医療証
□飲んでいる薬や使っている保湿クリームなど
□お気に入りのおもちゃとお菓子
ほかにも、季節や行く場所、天候によっては、ベビー用日焼け止め、レイングッズ、虫よけスプレー、水着、タオル、防寒具なども必要になってきます。
また、抱っこ紐派でも移動が多い旅行ならベビーカーも持って行くと安心。逆にベビーカー派でも、小回りのきく抱っこ紐は持って行くと便利ですよ。
車であれば荷物の重さを気にしなくていいので、できる限り安心できるようにあれこれ持って行くといいですよ。
飛行機や電車の場合は、どうしても重たい場合は事前に大きな荷物だけ送ってしまう手もあります。送ってOKかどうか、宿泊先に確認してみましょう。