お肉をもっと!お腹いっぱい心ゆくまで食べたい!と思ったら、迷わずコストコへGO!!
前回「うまい肉」の記事で紹介した(【コストコ】思わずリピ買い!「コスパ最強のうまい肉」5選)から引き続き、デカイ! 安い! うまい! と3拍子揃った、大満足のコストコお肉、追加5選(+おまけ)をご紹介しよう。
大容量のお肉はこれからの季節、BBQや焼肉ホームパーティなどに喜ばれる。一方で、1パッケージあたり1.5kg前後~2.5kg前後のお肉を買って消化する勇気がないなという人は、そんな人どうし集まってシェアするといい。
かくいう私も二人ぐらし。なので、コストコのお肉が食べたいけれど、あきらめていたと言う単身の友人や、少人数家族の友人、はたまた主婦の友達に声をかけて、シェアして購入している。シェアする人数が増えれば、お肉の種類をいろいろ試せる。コストコ通の友人(主婦)は、一人でコストコに出向き、主婦友達とのシェアにSNSを利用する。
たとえばグループLINEに、「これからコストコいきま~す!」と書き、お目当てのお肉を見つけると、「今日、いつもよりお買い得! このお肉に乗る人~」と通知して仲間を募り、効率よくシェアするのだ。
年間会員カード(4400円+消費税で、4750円 一カ月換算で396円)1枚につき、3人までが入場可。一人では無理だけど、単身の友人と3人集まり、買いたいものが一致すれば、牛、豚、鶏の三種類を三等分で少しずつGET! というかしこい買い方もできる。
1.国産豚肉ロースとんかつ1.4kg 2157円(100gあたり157円)
いつなんどきも安定の美味しさで、甘みのあるおいしいとんかつ用のお肉。まずは、その名の通り、とんかつを作ってみると、このお肉のすごさがわかる。筆者の料理の腕前など、そんな簡単に上がるわけがないのに、人気店のトンカツのように仕上がるから驚きだ。厚みもしっかりあって、甘みもあり、中はジューシー。食べ応えもバッチリだ。
また、ジュゥ~ッと焼いて、立派なメインになるトンテキ(ポークステーキ)にしても美味しい。
素材の味が生きる、塩コショウ+酒少々でカリっと焼きあげるだけでもOK。+醤油+みりんで仕上げると、とてもコクのあるトンテキができあがる。
コストコで買える、人気の「グルメヨシダソース」で仕上げても甘辛で美味しい。
サシのきれいに入ったものや、赤身の多いもの、そのときどきの目的や好みによって選ぶとよい。我が家では赤身の多いものを選ぶことが多く、手早く焼けるポークステーキが定番メニューになっている。
軽く塩コショウ+酒で焼き上げたら、さっぱりとショウガ醤油や、タマネギすりおろし醤油でいただくのも美味しいが、今お気に入りの食べ方は、醤油+ワサビ。この食べ方だと、豚肉の甘みに感謝したくなるほど旨い。
ポークステーキに、きのこのソテー、温野菜、またはサラダなどを添えると、バランスのよいワンプレートになる。また、コストコで買える5色の彩りミックスサラダとの組み合わせも、色合いがきれいで時短メニューになる。
保存方法は、ラップでピッチリ包んだあと、ジップロックに入れ、平らに保存。
厚みのあるお肉なので、こまかく切ったお肉よりも保存がきくようだ。筆者は1カ月半冷凍保存したものを食べてみたのだが、安定の旨さだった。
豚肉はビタミン、ミネラル、良質のタンパク質が豊富な食材だ。とくにビタミンB1は、お米を主食とする私たちにとって、糖質(炭水化物)をエネルギーに変えるのに、欠かせない栄養素。
また「疲労回復のビタミン」とも言われていて、筋肉にたまる乳酸や疲れの元を取り除いてくれる。なんともありがたいビタミンB1が豚肉には牛肉の10倍も含まれており、赤身肉150gで1日の必要量になるというから驚き。
身体の疲労回復や、うれしい美肌効果、アンチエイジングの効果もある。また豚肉と一緒に食べたほうがいい食材はニンニク。ニンニクに含まれるアリシンがビタミンB1の吸収率をグーンと上げてくれるのだ。
2.国産豚肉バラうすぎり1.5kg 2433円(100gあたり159円)
コストコの商品名は「謙虚過ぎなんじゃ?」とつっこみを入れたくなるものが多い。この豚肉バラ“うすぎり”もそのひとつだ。
日本国内でよく見かける豚バラ薄切り肉よりはるかに厚く、計ってみたら8mmも。厚い~~~~~~!
韓国料理店のサムギョプサルのようなガッツリ系豚バラ肉という感じ。脂身の甘みが感じられ、焼いたあとのジューシーさ、旨味ともに、焼肉店で食べているような満足度。長さは25cm前後で、1枚80g前後ある。
BBQでは軽く塩コショウし、長~いまま豪快にグリル。ハサミで大きめに切っていただこう。そのジューシーさ、甘みに、思わず笑顔になる。
コストコ豚バラのベテランリピーターの友人は、韓国本場で体験した味を再現して「なんちゃってサムギョプサル」を家庭で楽しんでいる。
ホットプレートの下部一方に、雑誌を何冊か敷いて、プレートを滑り台のように斜めにセット!
上のほうに豚バラ肉を焼き、ニンニク、キムチもに並べてジュージュー! 脂を落としながらいただく。焼き上がったらお肉をハサミでカットし、ごま油と塩をまぜたタレ、コチュジャン、焼いたキムチやニンニクを、お好みの野菜に巻いてパクッ。
BBQでは、この豚バラ肉をいろいろな野菜に巻いてグリルするのも、おすすめだ。
20cmはありそうなGOURMETグリーンアスパラガス+豚バラは、豪華で豪快な料理に。大きなグリーンアスパラの下の部分のみピーラーで処理したら、長いままのアスパラに、これまた長いままの豚バラをクルクル巻いてゆく。
軽く塩コショウして、グリルパンにきちんと勢揃いさせて並べ、コロコロ焼くと目にも楽しいアスパラ肉巻きの完成。文句なく旨い。
また、フライパン料理でも、とろけるチーズを乗せたピーマンや長ネギ、トマト、キノコ類などさまざまな野菜を巻いて、焼き目をつけるように焼いても旨い。いずれも塩コショウ、ガーリックパウダー少々を振るとよい。
豚肉は脂っこくて苦手という人もいるが、この脂身にはコレステロールを低下させる脂肪が多く含まれている。豊富に含まれるカルニチンが、脂肪を燃焼させるのを手伝ってくれるという。
また、アラキドン酸という脂肪酸は“幸せを感じる”ホルモンで、高い満腹感を得られるのだそう。
そして、いつもの野菜炒めにコストコ豚バラを使ってみてほしい。豚バラをカリッと焼いて、野菜をフライパンに投入!
この良質な脂によって、野菜たちがシャキシャキッ! とつややかに仕上がる。いつもの野菜炒めじゃなくなる。まるで中華屋さんで出てくる野菜炒めのようにグーンとグレードアップするのだ。
冷凍保存は、そのままの長さで保ちたいときは、平らに4枚ならべてピッチリラップ。
シート状にして保存。大きめジップロック。または半分の長さに切りそろえておくと、肉巻きや野菜炒めにもつかえて便利。1カ月ほど冷凍保存が利く。
※シート状に平らにピッチリとラップしたお肉シートは、そのまま重ねてしまうと、ラップ同士がくっついてしまうので、我が家では1枚のシートに対し、A4の紙を1枚はさんで重ね、さらにジップロックにそのまま入れて保存している。
3.プルコギビーフ(韓国風焼肉)1982g 2933円(100gあたり148円)
このプルコギビーフはコストコ肉を代表する人気商品だ。牛肉をプルコギのタレに漬けこんであり、ゴマや青ネギのトッピングも色鮮やかにパッケージされている。甘辛ダレでごはんが進む。ただフライパンで焼くだけでできる、ごちそう系お肉だ。
コストコが地元に登場して以来リピートを重ねているお肉だが、少し前にリニューアルした。キウイが入り、お肉がもっとやわらかく、もっと美味しくなったそうだ。キウイに含まれる酵素は、じつはとっても優秀で、アクニジンの力が牛肉のタンパク質に働き、固いお肉もやわらかくしてくれるそうだ。
以前は少しだけ噛みごたえもあったのだが、リニューアル後は本当にやわらかくなっている。甘辛の味付けもしっかりされているこのお肉は、時短料理に最適だ。
そのまま焼いてメインのおかず。あつあつごはんの上に、焼いたプルコギを乗せ、あさつきを散らせば立派な丼に。ストックしてある野菜をプラスして炒めてもOK!また、肉うどん、サラダうどんの具としても、最高においしい。
そのままでも美味しいのだが、ベテランリピーターたちが、もっともっとプルコギビーフを美味しく食べようと、料理を考案してはCookpadで紹介している。こうしたレシピを参考に、新メニューにチャレンジするのも楽しい。
コストコの店員さんに聞いた、おすすめリメイク料理は、肉ジャガ、肉豆腐、すきやき、コロッケだ。我が家では、プルコギ+ゴボウ+キノコ類を炒め、ゆでたスパゲティをフライパンに、投入して混ぜ合わせ、アサツキを散らしたプルコギスパゲティ。生クリームを加えたクリームスパゲティにしてもオツ。パルメザンをふりかけるとなおよい。
ニンニクみじん切り、タマネギ、人参、ニラなどの野菜と、緑豆春雨を加えて、春雨チャプチェ風にも。また、タケノコと春雨を加えて炒めたものを、春巻きにつつんで、プルコギ春巻きにしてもいける。最近登場したフリルレタス2株298円で巻いてそのまま食べても美味しい。
焼いたプルコギはパン類と合わせるのもいい。コストコのイナベーカリーハンバンガーバンズ(6個入り248円)にレタスやチーズとともに挟めばプルコギバーガー!コストコのトルティーヤ(ワールドトレーディング フラワートルティーヤ ブリトーサイズ10枚×4袋 1328円)の上に乗せて焼いたり、このトルティアを使って、プルコギ+チーズを巻いたブリトーにも!
保存は150g~200gずつ小分けにピチッとラップ。解凍のしやすさから、平らになるようジップロックにパックしておくとよい。
買う前にプルコギの味を確かめたい人は、店内の試食コーナー、もしくはフードコートのプルコギベイク(420円)を試すといいだろう。パン生地の中にチーズがとろり、プルコギがびっちりこれでもかと詰まっているプルコギベイクは全長30cmほどあって食べ応えがある。
とても大きいので、店内のプラスティックナイフとフォークで切り分けて、みんなでシェアしてもいい。