寒い季節に家族で旅行に行くなら、温泉がいいですね。
しかし、「男の子は何歳まで女湯に入れる?」とか「赤ちゃんを温泉に入れていいの?」など、疑問に思う点が多々あるかもしれません。
そこで今回は、子連れで温泉に行くときのマナーについて、ご紹介します。
男の子は何歳までママと一緒に混浴できる?
混浴ができる年齢は、各都道府県の条例によって決まっています。2019年の都道府県別スーパー銭湯の混浴年齢制限表によれば、最も低年齢なのは京都府で、6歳まで。
他、9歳までとしている地域が最も多く、岩手県・山形県・栃木県・岐阜県・香川県は最高年齢の11歳でした。
はっきりと定めていない地域もあるので、宿泊先に、事前に確認するとよいでしょう。
赤ちゃんは湯船に入れないほうが無難
乳幼児を湯船に入れることに対し、周囲の目はシビアです。「不衛生」あるいは「不快に感じる」という声が多いので、赤ちゃんは、湯船には入れないほうがいいでしょう。
パパと入浴時間をずらし、部屋で交代で赤ちゃんをみるか、どうしても温泉に入れたいなら、露店風呂つきの部屋を選択するという手もあるでしょう。
大浴場に行く前に、トイレをすませておく
大浴場に行く前に、子どもをトイレに連れていきましょう。入浴中に、急にトイレに行きたくなった子に、その場で排泄させるのは絶対にNGです。
大浴場は、近くにトイレがあることがほとんどです。
万が一、入浴中に「おしっこ!」と言い出したら、面倒でもいったんお風呂場から出て、身体をふいて、きちんとトイレに連れていきましょう。
温泉の基本マナーを子どもに教えよう
温泉旅行は、子どもに公共のマナーを教える絶好のチャンス。この機会に、温泉の基本マナーを教えましょう。
- 身体を洗ってから湯船に入る
- かけ湯、かかり湯をする(急な体温変化に身体がびっくりしないように)
- 長い髪はまとめる
- タオルは湯船に入れない
- 使った洗面器や椅子は、元どおりに片づける
子ども用の椅子があることも多いので、自分で片づけさせるといいでしょう。「よくできたね」「えらいね」と褒めながら教えれば、子どもも喜ぶでしょう。
シャワーを使うときは、子どもを椅子に座らせる
洗い場でシャワーを使うときは、子どもを椅子に座らせましょう。立ったまま洗うと、周囲の人にシャワーの水がかかることがあり、迷惑です。
使用後の洗い場は、元どおりにすることも、子どもに教えましょう。
小分けの洗顔フォームなどのゴミをそのままにしたり、一旦、湯船につかるからと、持ち込んだ物を置いたまま、洗い場をキープするのはNGです。物を置くラックがあれば、そちらに置きましょう。