走らない、泳がない、騒がない

大きなお風呂に大興奮!つい楽しくなって、はしゃいでしまう子どももいるかもしれません。

しかし、公共の場であることを忘れずに。温泉は「癒されたい」「ゆっくりしたい」という人が集まる場です。

  • 脱衣場やお風呂場、廊下では走らない
  • 湯船の中で、泳がない
  • 大きな声を出して、騒がない

これらのマナーを徹底させてください。特に、濡れたまま走るのは、とても危険です。滑って転んで、大怪我につながることも。

お風呂からあがり脱衣場に行く前には、固くしぼったタオルで身体をふきましょう。洗い場でも脱衣場でも、子どもから目を離さないようにしましょう。

浴衣があっても、就寝時はパジャマがお勧め

子ども用の浴衣が用意されていることがほとんどですが、念のため、パジャマを持参しましょう。

浴衣姿の子どもは、とてもかわいいですね。そのままの姿でいさせたいところですが、就寝時は、パジャマを着せることをお勧めします。子どもは浴衣を着慣れていないので、お腹がはだけ、寝冷えすることがあります。

また、歩きずらいので、浴衣そのものを嫌がる子もいます。念のため、普段のパジャマを持っていけば、何かあったときにも安心です。

以上、子連れで温泉に行くときのマナーについて、ご紹介しました。マナーに配慮しつつも、ぜひ、家族旅行を楽しんでくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。