告白をするか、しないかに疲れ、純粋な恋愛がしたいと脱・婚活!一歩引いたら素敵な出会いが

「相手の職業や年収にこだわり、ルックスも自分好みの人ばかりを追い求め、なかなか理想の人に出会えない自分にイライラ。「告白をするか、しないか」の婚活で肉体的にも精神的にも疲れ切っていた時に、たまたま昔よく遊んでいた同級生からの誘いで食事に行ったら人生が変わりました」と話すYさん。

同級生は何でも言えるし、昔からお互いの性格なども知っていることから、気も遣わず気楽でした。気楽さゆえに、頻繁に会うようになったそうですが、その同級生にも「純粋な恋愛がしたい」と愚痴っていたそうです。

「そのうち運命の人が現れるよ」と呑気な事を言われていたそうですが、ある時、どんな時もいつもそばにいて心の支えになってくれていたその同級生に、いつの間にか恋愛感情を抱いていることに気付いたそうです。

結局、その同級生とは結婚をし、今では子どもも2人いるそうですが、条件ばかり考え、あれだけ苦労していた婚活がウソみたいに、今はとても幸せだと言います。

焦らなくてもいいや!晩婚でもいいや!子どもなんていいや!そんな自分が40歳を過ぎた頃に運命的な出会いが

何をしてもうまくいかない婚活に嫌気がさし、「焦らなくてもいいや」「晩婚でもいいや」「子どもなんていいや」と、半分人生を諦めたような気持ちでいたと話すHさん。

結婚しなかったら自分で生きていくしかない、と仕事に没頭していたそうです。自力で稼ぎ、稼いだお金は自分磨きに使いを繰り返していた時、今のご主人から一目惚れされ、すんなり結婚。

結婚した旦那様も同年代の40代だったそうですが、会社を経営していてお金もあり、ルックスも悪くなかったそうです。なぜそんな人が40過ぎまで結婚できなかったのか、結婚後に旦那さんに聞いてみたそうですが、「20代30代は仕事に夢中で恋愛は後回し。40を過ぎたら気持ち的に余裕が生まれ考えられるようになった」と言われたそうです。

20代、30代に焦って結婚しなくて良かったというHさん。お互いが40を過ぎてからの結婚は、気持ちもお金も余裕がありますし、お互いに健康にも気遣い合って仲良くいられるものですよ、とHさんは言います。

このように、思いきって婚活をやめてみたことによって幸せを掴んだ経験を持つ人は実際に存在します。やめることによって誰もが幸せを掴めるというわけではありませんが、ストレスに感じているものを無理して続けることが、結果的に時間の無駄を生んでしまう可能性もあります。

「今自分は本当に結婚したいのか」を素直に考え、そうでもなければストレスになっている婚活を少しやめてみるのも良いかもしれませんね。一歩引いてみることで、思わぬ幸せが訪れるかもしれませんよ。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。