2: おうちデートが「擬似同棲」になっていないか

「おうちデートって同棲に似てませんか? 週に2泊も泊まれば半同棲みたいな感じだし。

だから、お互いにだらしないところとかダメなところとかも相手に見せるのは仕方ないとは思うんですけど、相手の欠点を許せなくておうちデートにルールを決めだすと、なかなか厳しいなって思います。

前の彼氏が神経質なタイプで、おうちデートなのに『夕飯作りは、君の仕事』『食事のあとはすぐに食器を洗うこと』『朝起きたら、まずはタオルを必ず変えておくこと』などといろんなルールを作り出して、そういうのが面倒に感じて相手のことが嫌になってしまったことがあります。

本当に同棲だったらまだよかったかもですが、単なるおうちデートなのにいろんなルールを作られてしまうと、ちょっと息が詰まりますね」(32歳女性)

「コロナ禍になった最初の頃、当時の彼氏とほとんど外出しないでおうちでばかり過ごしていました。でも、だんだんとそれが日常になってきて同棲しているのと変わらないような関係になっちゃって。

お互いに悪い意味で遠慮がなくなって言いたい放題だったし、お出かけは近所のスーパーマーケットかコンビニくらいで、恋愛なのにドキドキ感がなくなっちゃって。結局、すぐに別れちゃいましたね」(29歳女性)

同棲をしているわけではなく「デート」なのに、過ごし方が同棲のようになってしまうと、お互いへの新鮮味が早く薄れやすいのかもしれません。

新鮮さを失ってしまうと、相手の欠点ばかりが目につくようになりやすいですよね。