不倫は他人事だと思っている人は多いもの。ゆえに「好きになった人が過去に不倫していた」という事実を知るのは重い衝撃があります。

今のその人のことを好きになったけれど、「既婚者と付き合っていた過去」は消えず、このまま好きでいていいのかなどいろいろな葛藤が生まれるもの。

今回は、不倫をしていた女性の過去とどう向き合ったのか、ひとりの男性にお話を聞きました。

好きな女性は不倫経験者だった! ある男性の葛藤

「この人は自分と同じ」と思いこんでいたのに

「会社の後輩を好きになりました。真面目でわからないことはすぐ質問してくれて、ミスも少なく一緒に仕事をしていると前向きな気持ちになれます。

お互いに地方から出てきてひとり暮らしをしている共通点もあって、気がつけば退社後に食事に行くくらい仲良く過ごせていました。

ある週末、珍しく居酒屋に行ったときに恋バナの流れになり、お互いにかなり酔っていたと思うのですが、彼女が『実は、結婚している人と付き合っていた時期があって』と言い出して。

何を言っているのか最初はぼーっと聞いていたのですが、『不倫していたのか』と気がついてハッと頭が覚めました。

彼女の話では、数年前のことで期間も半年と短かったようですが、それでも既婚者と関係を持っていたと思うと生々しい想像が浮かんで苦しかったです。

不倫なんて自分には縁のない話だと思っていて、こんな近くで経験者を知るとは思いませんでした。

普通の恋愛ばかりだった僕は、彼女のことも『自分と同じだろう』と勝手に思い込んでいたのですね」