お店のスタッフ一番のお気に入りは『プレミアム ピスタチオプリン』
この店のスイーツのなかでどれが一番好きか、きらさんに尋ねた。
「シュークリームも好きですが、一番は『プレミアム ピスタチオプリン(800)円』ですね(笑)」
きらさん一押しのプリンが、ピスタチオ色の紙ナプキンに置かれて登場。
この紙ナプキンは、イタリア料理のシェフでもあるオーナーの亀井良次さんが探してきたものだそうだ。
亀井さんはイタリアで修業中、ピスタチオやピスタチオのスイーツを食べ歩いた。
ピスタチオもコーヒー豆のように産地ごとに色も味も異なることを実感。
「産地ごとの味の違いを愉しんでもらいたい」と思い、ピスタチオスイーツ専門店『ピスタッキエリア』を6年前にオープン。
現在、小田原の本店では10〜20か国のピスタチオを常備。約10か国のピスタチオで作ったジェラートを食べさせてくれるそうだ。
話を「プレミアム ピスタチオプリン」に戻す。
大半のプリンにはカラメルソースが使われているが、このプリンはイタリア産ピスタチオで作ったアングレーズソース(カスタード風味のソース)だけがつまっている。
しかも甘すぎず、ピスタチオの濃厚な味わいだけが舌にストレートに伝わった。カラメルソースがない分、プリン好きには物足りないかもしれないが、ピスタチオ好きには申し分がない味だった。
プリンは先のプレミアムの他、「イタリア産プリン(480円)」と「焙煎ローストプリン(550円)」があり、すべてカラメルソース不使用。どれもテイクアウト可能。
ケーキは「ピスタチオ シュークリーム」の他、「ショートケーキ(680円)」、「ランポーネ(560円)などもあり、すべてテイクアウトできる。ピスタチオ色の箱に詰めてくれるのが嬉しい。
保冷剤の用意もある。保冷バッグを持参すべきだが、近くの100均(「業務スーパー」内)でも購入できる。
最後に、ピスタチオの焼き菓子を紹介する。
「ピスタチオフロランタン(380円)」、「ピスタチオフィナンシェ(350円)」、「ピスタチオパウンドケーキ(300円)」、「ピスタチオマドレーヌ(350円)」の他、「ピスタチオビスコッティ(560円)」もある。
「ケーキなどを食べられたお客様がお土産に買って帰る方が多いです」
幸せになりたければ、ピスタチオスイーツを食べてこよう。この日、私の顔はゆるみっぱなしだった(はず)。思い出しただけでも目尻が下がる。
いざ行かん、“天国に一番近いカフェ”へ。
【Pistacchieria Cafe(ピスタチオ・カフェ)】
住所:神奈川県中郡二宮町中里2-2-15
TEL:0465-20-5658(固定電話がないため、本店で対応)
営業時間:11時30分〜17時 定休日:月火曜
住所:神奈川県小田原市小八幡3-12-29
TEL:0465-20-5658
営業時間:10時〜19時