「私と同じように三人の子どもを育てるママ友がいて、みんなでカラオケに行く約束をしても数時間前になって『子どもが熱を出したから』『園に呼ばれたから』とドタキャンするのが当たり前でした。
『アテにできないよね』とそのうち誘わなくなりましたが、このママ友から『誘ってくれてありがとう』のような言葉を聞いたことがないと気がついて。
何だか約束を軽く思われていると感じるのがストレスでした。
私は、誘われてもどうしても行けないときはまず『誘ってくれてありがとう』と返して、それから行けない理由を話します。
私がママ友に声をかけるときもそうですが、ありがとうと言われたら一緒に行けないのは残念だけどうれしいし、『次はぜひ』と返せるのですよね。
長い付き合いのママ友たちはみんなこうで、これが面倒だとか思う人もいるかもしれないけれど、やっぱり約束できることを当たり前とは思いたくないです」(38歳/自営業)
距離が近くなると忘れがちな感謝の気持ちは、何かあったときの印象を左右します。
普段から何も言わない人と、「誘ってくれてありがとう」と返してくれる人では、断られたときの受け止め方が違うのは当然です。
どんな人間関係であっても、一緒にいるのは当たり前ではありません。
それを理解できる人たちと、いい関係を築きたいですね。
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