4: 相手に対する責任の重さに疲弊して…

一部上場会社の総合職の環菜さん(33歳・仮名)。2年前から付き合っている彼氏はバツイチです。

コロナ禍を経てプロポーズされましたが、もし自分と離婚をしたら彼はバツ2に。責任を取りたくないと結婚問題から逃げているうちに、出張先で知り合った既婚者と浮気してしまったそう。

浮気のつもりが、既婚者の男性がのめりこんできて、困った環菜さん。さらにバツイチの彼が環菜さんの浮気に気づいたせいか、結婚を迫ってきたそうです。

結局どちらのことも好きではなかった?

その後。環菜さんは両方と別れたそうです。もともと本命の彼氏を心から愛していなかったのでしょう。

愛していたら「離婚したら彼がバツ2になる」という発想が生じることなどないのですから。

そのことがわかったのは、浮気のおかげかもしれません。“リトマス試験紙”のような浮気相手も存在するのですね。

女性の浮気には、深刻な原因が隠されている場合も少なくありません。

今回紹介した4人の女性のように、自分自身の中にトラウマを抱えていたり、相手との間にある問題を見ないふりをしていませんか?

どんな理由があろうと浮気は相手を傷つける行為です。

間違いを犯す前に、周囲の信頼できる友人などに相談してみると良いですね。

コラムニスト、小説家、ルポライター。2万人以上のワーキングウーマンを取材し、恋愛、婚活、結婚をテーマに執筆。「英語でリッチ!」で第12回ライターズネットワーク大賞受賞。07年10万人に一人の難病を後遺症なしに完治。「生きるを伝える」(テレビ東京)に出演。ブログ:「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」