2:他の子と比べられたと思っている

筆者が保育士をしていた頃、他の子が使っているおもちゃを取り上げたので「順番に使おうね」と諭すと「お友達と私、どっちが好きなの?」と聞かれたことがありました。

どうやら「先生は好きな子におもちゃを使わせる」と考えたようです。

これは下の子が生まれたという子に多い傾向にあったので、親は「自分より赤ちゃんの方が好きなんだ」と不満を抱いたことが原因だと思われます。

ですので、忙しくても「一緒に遊ぼう」と声をかけ、しっかり子どもと向き合うことが大切となります。

3:いじめられて疎外感を覚えている

子どもたちが砂場で遊んでいる時「入れて」と声をかけたものの、「ダメ」と返された子がいました。

すぐに「仲良くしようね」とフォローしたものの、その子は筆者をじっと見つめながら「僕のこと好き?」と言ったのです。

お友達に拒否されたので「先生は○○ちゃんの味方だよね」と確認し、不安な気持ちを払拭したかったのだと思います。

この手の質問は、いじめを受けたサインかもしれないので、親は「何かあったの?」と聞いて、子どもが悩みを打ち明けるきっかけを作りましょう。