「よく女友達の中で、彼氏ができた途端に付き合いが悪くなるタイプでいるじゃないですか。

私は学生の頃から典型的なそんなタイプでした。

学生時代だったら、呆れられていても毎日顔を合わせるから仲良くしてくれるんですけど、大人になってからだと疎遠になっていくのなんてあっという間でした。

今の彼とはもう5年以上付き合っているんですが、その間に友人は1人もいなくなってしまいました。

何かを相談したいことがあると、友人はもういないからすべて彼にするようになっていたんです。

でも、彼のほうにはまだ付き合いが続いている友人がいて、私はいつからか、その友人たちとの関係にもヤキモチを焼くようになってしまって……。

彼からすると男友達までヤキモチを焼かれることが窮屈になったのかな、最後はケンカ別れになりました。

今振り返ると、彼がいなくなってしまうと本当に独りぼっちになってしまうから固執してしまっていたんだと思います」(32歳/医療)

2人同じ状態を望むのは、依存女子のあるあるです。

彼女のほうには彼という選択肢しかない中で、彼には友人という選択肢があることが許せなかったのでしょう。

しかし、友人よりも彼を優先したのは彼女側が勝手に行ったこと。彼に強要されたわけではありません。

彼氏彼女に限らず、人間関係に過度な優先順位を付ける人は、他人への依存心が強い傾向があるので注意が必要です。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。