あと、女子サッカーINAC神戸レオネッサで活躍する高瀬愛美(たかせめぐみ)選手も親友なんですけど、メグも私が出るテレビ番組を全部チェックしてくれていて、毎ッ回、こっちが「何があったの?」って言うくらい長ーいメールが届くんです(笑)。彼女とはなかなか直接会えませんが、歌番組でのパフォーマンスだけで「前と全然違う」「今日はココが違った」ってコメントをくれます。
自分は特別に心がけているつもりはなかったんですけど、人から言われて「そうなんだなー」って思う部分がやっぱりたくさんあったんです。そういう1年を過ごしてきて、成長せざるを得ない場所に自分を置くことは、苦しいけどすごいことだ! と。
――佐江ちゃんの22歳はたしかに、いろいろな意味でパワーアップの年でしたね。それは昨年末から月イチで、取材させていただいていても感じていました。
ありがとうございます! 振り返ってみれば、ちょうど上海移籍のお話を聞いたのが去年の8月の中旬。自分が22になってすぐだったので、もうあれから1年かっていう感じでもあり、ほんとにこの1年、いろんなことがあったなっていうのでもあり……でもこの選択をしていなかったら、「ミラチャイ」の連載もやっていなかったし、「ウレぴあ総研」の皆さんとも出会えていませんでしたよね。
――そんな風に言っていただけると“中の人”冥利に尽きますね~r(^ω^*)))
(笑)本当に、多くの出会いに支えられた1年でした。自分が中国へ行くと決めたことによって、芸能の世界でもお知り合いがすごく増えましたし、夏先生(※)をはじめ、これまでお世話になってきた方々からもあたたかいコメントをたくさんいただきました。移籍をきっかけに心友たちはもちろん、いろんな分野のいろんな方、ひとりひとりとの交流がより深くなった年だったと感じています。
(※夏先生=振付師・演出家の夏まゆみ氏。AKB48では初期の指導・育成、振付・演出を担当し、佐江ちゃんにとっては恩師ともいうべき存在とのこと)
――なかには、思いがけない出会いも?
一番驚いたのは、あこがれだったベッキーさんとお友だちになれたことかなぁ。
私、読書はあんまり得意じゃないんですけど、ベッキーさんの『心のとびら』という本だけは自分で買って、時間のある時に読んでいたんです。SNH48のプロジェクトをやってみようって決めたきっかけにもなった本だったので、ベッキーさんには個人的に、勝手に(笑)すごく感謝をしていたんですね。
それで一度、お仕事でお会いした時に「お礼を言わせてください!」ってご挨拶させてもらったら、佐江のことを抱きしめてくださって……。その時初めて、個人での仕事でご一緒させていただいたんですけど、その後もSNSでやり取りをさせていただいて、お食事に行かせてもらったり、お洋服をいただくお約束をしたり。ベッキーさんはいまドラマがあってお忙しいんですけど、落ち着いたらまたどっか行こうとか、おかげさまですごくかわいがっていただいてます。
――SNSを拝見すると、二人でこっそり何かお約束もしたそうで。これはナイショですか?
ナイショです、うふふ。実現できたらぜひ、また報告させてください。
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