事例2:年下男性との恋で得たもの

39歳のデザイナーの咲莉子さん(仮名:39歳)は見た目が10歳も若くに見えるほどはつらつとしています。

13歳年下のアーティストと交際がスタートすると、相手に夢中になってしまい、彼が欲しいもの全て(お金も物品も)を貢いでしまいます。

ところが年下彼氏の個展会場に若い女性が訪れ、その女性とも付き合っていることがわかった咲莉子さん。

二股をかけられた咲莉子さんは失望のあまり、年下彼氏と連絡をとらなくなります。でも自然消滅はよくないと考え、彼の部屋を訪れたそう。

話し合いに臨んだ時に初めて、「年下彼氏に夢中になっていた自分が愛おしかった」と気づいて、前向きに別れを決めたそうです。

うやむやにしなかったことがポイント

恋愛には、将来一緒になるパートナーを見つけるためのお試し期間という意味合いもあります。

年下彼氏に夢中になった時間は、咲莉子さんにとってかけがえのない思い出になったことでしょう。わくわくドキドキすることで、ますます綺麗になり、仕事のモチベーションもアップしたのですから。

相手が将来のパートナーではなかったとわかっても、なし崩しにずるずると付き合うことなく、また傷ついたまま自然消滅をしないで話し合いをするという勇気ある行動によって、咲莉子さんは自分自身の気持ちに気づくことができたのです。

終恋が次へのステップになった瞬間ですね。