既婚男性と付き合っていて、「別れたほうがいいとわかっているけれどできない」と話す女性の多くが、好きでいる理由にこだわるのを聞きます。
不倫は世間から後ろ指をさされる関係であり、自分の人生にとって良くないとわかっていても、その人を好きな感情にとらわれるのですね。
不倫に「別れられない理由」はありません。既婚男性との交際に悩むときはどう考えれば良いかについて、ご紹介します。
不倫相手と「別れられない理由」とは?
1: 「この人しかいない」の思い込み
相手は既婚者であり、正々堂々とお付き合いするにはこちらは離婚を待つしかありません。
それでも好きになる気持ちを止められないのは人としてありえることで、相手が既婚者であっても「この人しかいない」と思い込むのはよくあることです。
独身者同士の恋愛と同じく、替えのきかない存在として相手を深く受け入れる気持ちはわかりますが、不倫の場合、そもそも既婚者は配偶者以外の人と肉体関係を持つことは法律で不貞行為と定められています。
知られてしまえば自分も相手の配偶者に慰謝料を払う責を負うことを、忘れてはいけません。
独身者同士の恋愛であれば発生することのないリスクが不倫には多々あり、「この人しかいない」と思ってもその自分を貫くためには相応の覚悟が必要です。
その現実をうっすらと感じると、恐怖や後ろめたさから逃げるために余計に相手への感情にしがみつき、思いを強くする女性もいます。
「相性がいいから」「私のことをよく理解してくれるから」と好きでいるための理由はいくらでもあり、不倫への言い訳を用意しては関係を続けることを望む人は多いものです。
しかし、「この人しかいない」という思い込みが、現実では自分の立場を悪くします。