2: 不倫に「純粋さ」を持ち込んでしまう

不倫を特に悪いことと思わず、「相手がたまたま結婚していただけ」「出会う順番が違っただけ」と自分たちのつながりを正当化しようとする女性がいます。

しかし、どう思っていても不倫は慰謝料が発生するようなネガティブな関係であり、また外の世界に知られたら「結婚している人と肉体関係を持っていた人」とモラルのなさを責められることは避けられません。

自分の思いがどれだけ純粋であっても、相手が既婚者である以上はその美しさも一途さも通用しないのが現実です。

既婚者側が同じように「もっと早く君と出会いたかった」「妻より君を愛している」と口にしても、それが本心なら今の結婚生活を終わらせることを考えるはずです。

離婚をせずいつまでも人目を避けた関係を続けるのをよしとするのは本当に純粋といえるでしょうか。

誠実な人であれば、配偶者を大切にしてほかの人と体の関係を持つようなことはしません。結婚している身でありながら別の人とも恋愛を楽しむような男性がまともであるはずがありません。相手の気持ちを独身の自分と同じだと思うのは間違いです。

不倫を続ける理由に「純粋に相手のことが好きだから」と口にする女性は実際に多いですが、それに応える相手の姿こそ実は純粋さの正反対にあることを、もう一度考える必要があります。