小学校にあがったら
小学校にあがるタイミングで与えたという家庭は多かったです。
宿題が始まり、ランドセルに教科書の入れ替えをしたりなどの準備も多くなるため、一人で支度ができるようになるといいタイミングですよね。
とはいえ、まだ小さいのでやはり「なんだかんだ宿題はリビング学習でやっている」とか、「一応部屋は用意したけど、まだほとんど機能していない」という声も聞かれました。
また、上の子が小学校にあがったタイミングで、下の子と一緒の子ども部屋を用意し、ゆくゆくはそれぞれに…というママもいました。
小学校中~高学年から
調査した中で一番多く聞かれたのがこちら。小学校にあがってしばらくしてからのタイミングです。
「娘が小学校3年生のとき、自分の部屋がほしいと言われたので、それまで物置きになっていた部屋を子ども部屋にしました」
「子どもが小学5年生になるタイミングで下の子も小学生になり、手狭になってきたので、同じ町内で子どもたちそれぞれに一人部屋が作れるような間取りの家に引っ越しをしました」
子どもが大きくなってくると、自分から部屋を欲しがるケースもあります。よく遊んでいるお友達などの影響もあるかもしれません。
特に中学受験を想定している子どもであれば、塾の勉強などもあり、受験に備えて勉強に集中できる空間を持っておきたいでしょう。そういうときに一人部屋があると便利です。
中学校にあがったら
思春期を迎え、中学校にもなると、自発的に一人部屋を欲しがる子どもも多いようです。
「周囲に比べるとちょっと遅いかな?と思ったけど、本人が言い出すまではいいか…と思っていたら、中学にあがるタイミングで一人部屋がほしいと言い出したので」
「小学校高学年くらいから反抗期が始まり、リビングにいても機嫌が悪そうだったり、寝室にこもったりすることも多かったので、ひとりになれる場所も必要かと思って中学生からは一人部屋です」
思春期のタイミングで一人部屋があると、「こもりきりになってしまうのでは」という不安はありつつも、自分の気持ちを落ち着けられる空間としていい機能を果たしそうですよね。
ほかには、「住宅事情的に今のところ一人部屋を与える予定はないけど、子どもが欲しいと言い出したときに考える」という意見もありましたよ。