2.老化防止に! 抗酸化作用のある食品ベスト5
老化の原因となる活性酸素を抑えるには、抗酸化作用のある栄養素を摂ることが大切です。
抗酸化作用のある栄養素として、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド、ポリフェノールなどがあります。
これらを積極的に取り入れれば、アンチエイジングにもつながるでしょう。
2‐1.バナナ
バナナには、豊富なビタミンCが含まれているだけでなく、β‐カロテンやビタミンA、ケルセチン、ミリセチン、ビタミンE、β‐クリプトキサンチン、ポリフェノールなど活性酸素を抑制する抗酸化成分がたくさん含まれています。
身近な食材のなかでは、バナナが最も抗酸化力のある食品です。
2‐2.緑黄色野菜
色の濃い野菜や果物を食べると、カロテノイドを摂取することができます。
カロテノイドとは、動植物に存在する黄色または赤色の色素成分です。これらは活性酸素の発生を抑える働きがあり、強い抗酸化力があります。
野菜のなかでも、なるべく色が濃いものを選ぶのがおすすめですが、なかでも赤いパプリカには強い抗酸化力を持つキサントフィルが豊富に含まれています。
2‐3.ダークチョコレート
ダークチョコレートには、高い抗酸化力を持つポリフェノールとフラボノイドがワインやお茶よりも多く含まれています。
同じチョコレートでも、甘いものは砂糖を多く含むため逆に老化や糖化を促進してしまいます。抗酸化作用を期待するためには、ダークチョコレートを選んでください。
2‐4.大豆
大豆には、ビタミンEやイソフラボンなどの栄養素が含まれています。
ビタミンEは、血行を促進し、肌のターンオーバーを活性化させる効果があります。
また、イソフラボンは抗酸化作用があるだけでなく、女性ホルモンのエストロゲンと似た性質を持つため、肌の老化やトラブルを解消する効果が期待できます。
2‐5.アーモンド
アーモンドは、ナッツ類のなかでも食物繊維やビタミンE、ポリフェノールなどを豊富に含む食品。とくに、ビタミンEの含有量は食品のなかでもトップクラスです。
アーモンドには、高い抗酸化力があり、さらに糖化を防ぐ効果も期待できます。また、肌の血行を促進し、ターンオーバーを改善する作用もあります。