2.口臭の根本的な対策

口臭対策には、歯磨きやマウスウォッシュ以外にもおすすめの方法があります。原因を知り、早めに予防策をとりましょう。

1. 虫歯予防や歯科治療を徹底する

軽い虫歯のうちは、それほど口は臭いません。しかし、虫歯が進行したり神経まで侵されたりすると、強い臭いに変わります。歯垢が付着すると歯磨きだけでは落とせなくなります。そのため、普段から虫歯予防や定期的な歯科受診などをしておきましょう。

2. 腸活をする

腸と口臭には深い関係があります。便秘になり、腸の中で悪玉菌が増えると有害物質が腐敗臭を発生させます。臭いのもとが腸粘膜から血中に吸収されて全身に回った結果、肺に流れ込んだ有害物質がゲップとして外に出るのです。

このようなことを防ぐためにも、日頃から食事のバランスに注意するとともに、乳酸菌などを摂取して腸活を心がけましょう。

3. 唾液の分泌を増やす

口の中は、乾燥すると臭いが出やすくなります。唾液には細菌の増殖を抑える作用や口腔粘膜を保護する作用があるため、少なくなると口臭が起こります。とくに、起床時や空腹時などは唾液の分泌が減っているため臭いが強くなりがちです。上手に水分をとったり、歯磨きをしたりして口の中の乾燥を防ぎましょう。