意外に妥協している部分も!

「息子のシャツにアイロンをかけていて、主人に『過保護だ』と言われてしまいました。同じようにしてくれる女性を探すのは大変かもしれません」(くみこさん・53歳)

「私は、神経質でイライラするタイプなので同居はイヤです。実の親でも一緒に住むといろいろあるのに、他人同士じゃうまく行かないと思います」(みゆきさん・57歳)

母親といえど、息子の彼女や結婚相手に対して何でもかんでも求めているわけではありません。

今は母親のほうが「同居はちょっと……」と考えていることも多いようです。

とにかく息子に優しく…!

「息子は『お母さんみたいにやってくれる人はいない』と言ってますけど、子供の頃は『結婚しても自分でやるのよ』とお裁縫を教えました。

でも、今となったらやっぱりお嫁さんにやってほしいかも」(くみこさん・53歳)

「愛は数年でなくなりますし、人生は長いから、ある程度の我慢は必要。愛がなくなったら別れる、そういうことに忍耐がない女性はちょっと」(ようこさん・55歳)

「結婚後の女性の負担が大きいのはわかりますが、息子にイライラしながら対応はしないでほしい。仲良く分担してほしいですね」(まきさん・47歳)

結婚相手となる女性の気持ちは理解しつつも、やはり息子に優しく、仲良く過ごしてほしいというのが母親の本音のようです。

全体的には、「息子の女性を選ぶ目を信じたいですね」と思ったより好意的な意見が多いものです。

自身の経験と照らし合わせ「私も若い頃、彼の母親にムッとした」なんて語ってくれた女性も。

結婚前の女性が不安なように、彼の母親も「姑となる不安と期待」が入り混じった複雑な気持ちのようです。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。