3 白髪が生えても抜くのはNG!白髪への対処法

白髪を見つけたら、抜くのはNGです。

無理やり白髪を抜いてしまうと、毛根を傷つけ、炎症を引き起こしてしまいます。

色素細胞などにダメージが及んだり、強い炎症を起こしてしまうと髪が生えにくい状態に陥るケースもあります。

白髪が生えてしまったら、ヘアカラーやカットなどで対処しましょう。

目立たなくするために髪型を変えるなどの方法もおすすめです。

4 白髪対策には、漢方でインナーケアもおすすめ

白髪対策には、漢方薬の活用もおすすめです。

白髪は、頭皮や髪への血流不足やホルモンバランスの乱れ、ストレス、睡眠不足、過労などによってメラニン色素が作られなくなることが原因と考えられています。

白髪の予防・改善には、「血流を改善し頭皮や髪の毛を作る細胞に栄養を届ける」「ホルモンバランスの乱れを改善する」「自律神経のバランスを整え、ストレスを緩和し、睡眠の質を改善する」「消化・吸収機能を改善して髪に必要な栄養を作る」などのアプローチで、メラニン細胞の機能を回復させるように働く漢方薬を選びます。

また、髪や頭皮を根本から改善することで、白髪だけでなく、薄毛や抜け毛などにもアプローチできるでしょう。

白髪対策におすすめの漢方薬

六味丸(ろくみがん)

疲れやすく、尿量が少ない、もしくは多い方に向いています。

ほてりや口の渇き、排尿困難や頻尿、むくみに用いられる漢方薬です。成長と老化に関わる「腎」の機能を正します。

八味地黄丸(はちみじおうがん)

六味丸に温める働きのある桂皮(けいひ)と附子(ぶし)を加えた漢方薬です。

疲れやすく、手足が冷えやすい方に向いています。成長と老化に深く関わる「腎」を整えます。

白髪対策には漢方薬もおすすめですが、自分にあったものを選ぶのは難しいですよね。

漢方薬を選ぶときに重要なのは、その人の状態や体質に合っているか、ということです。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に合うのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

漢方に詳しい薬剤師が一人ひとりに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅まで郵送してくれますよ。

一度白髪ができてしまうと、もう戻らないとあきらめてしまいがちです。しかし、メラニン色素ができなくなる原因を取り除くことで、再び黒髪を蘇らせることができます。

まずは簡単にできるセルフケアや対処法を意識し、普段の食べ物や生活習慣を見直してみましょう。

<この記事を書いた人>

薬剤師 相田 彩 @あんしん漢方

あんしん漢方薬剤師
相田 彩(あいだ あや)

昭和薬科大学薬学科卒業。総合リハビリテーション病院・精神科専門病院・調剤薬局の現場で漢方薬が使用される症例を多く経験。

医薬品での治療だけではなく、体質や症状に適した漢方薬を活用し根本改善を目指すことの重要性を実感する。

現在は、症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でサポートを行っている。

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