インスタントの麺スープは、プロが手間暇かけて開発した旨味の宝庫。お鍋専用スープよりもリーズナブルで、誰にでも簡単に試せます。
おなじみの大人気ラーメンから献立のアクセントになる味まで、3種類の鍋レシピを紹介します。今夜は野菜や肉をたっぷり入れて、締めまで楽しんでみませんか?
【大定番】塩ラーメンにちょっと一工夫でごちそう鍋に♪
まずはインスタント袋めんの人気ランキング上位の常連、「サッポロ一番塩らーめん」で作る鍋を紹介します!
【サッポロ一番】塩らーめんで「ガリバタ鍋」
みんな大好き「サッポロ一番塩らーめん 1食 123円(外税)」。
なんと今から50年以上前、1971年に発売され、幅広い世代に根強い人気を誇るインスタントラーメンです。
おそらくどこのスーパーにも置いてあるでしょう。コンビニにもありますよね。
今回は、サンヨー食品の公式サイトに掲載されている「ガリバタ鶏塩鍋」を作ってみたいと思います。
■材料(2~3人前)
サッポロ一番塩らーめん 2袋
鶏もも肉 1枚(300g)
白菜 1/6株(筆者はカット白菜1袋)
にんじん 80g
しいたけ 3個
おろしにんにく 小さじ2
バター 20g(10g×2)
塩、こしょう
酒 50ml
塩 小さじ1/2
水 800ml+適宜追加
まずは一口大に切った鶏もも肉を10gのバターで炒め、塩・こしょうで下味を付けます。
炒めた肉の色が変わったら、酒、塩、水を入れてください。野菜も加えて、沸騰してから弱火にして約10分間煮込みます。
麺を具材と一緒に入れる場合は水の量を200ml増やして、沸騰した後に入れましょう。
具材が柔らかくなったら、おろしにんにくと粉末スープを投入!
よく混ぜて、最後に残りのバターを入れます。
これで完成です!
取り分けたら、ラーメンに付いている切りごまをかけていただきましょう。
とろとろの野菜にバターのこっくりした風味がからんでとってもおいしいです!
鶏肉は炒めてから煮込んだためか、パサつかずとってもジューシー。
ラーメンのスープを使うので、塩分が高いのでは?という懸念がありましたが、お店で食べるお鍋のように絶妙な塩加減で感動しました。
麺も同じスープに後から入れていただきましたが、それとは別に、公式レシピで推奨している〆メニューの「カルボナーラ風ラーメン」も試してみることに。
■〆のカルボナーラ風ラーメンの材料
・卵 1個
・粉チーズ 大さじ1杯
・黒こしょう 少々
鍋のスープに麺と材料を入れ、混ぜながら加熱してください。
完成したラーメンを一口すすってみると…これはやばい!
レシピを見て「この材料のバランスでおいしくないわけがない」と思っていましたがその想像をゆうに超えてきました。
まろやかな中にこしょうのピリ辛がきいていて、癖になりそうな味です。
麺を普通に入れても十分おいしいのですが、せっかくなら2段階で〆を堪能してみてはいかがでしょうか。