好きな人ができても自分から積極的にアプローチできず、相手が近づいてくれるのを待ってしまう。また、恋人がいても自分からデートに誘わずいつも「誘われ待ち」で過ごしてしまう。
恋愛のこんな「受け身」は、最初こそ気を使ってもらえても徐々に相手の好意は冷めていき、最後は縁が切れてしまうのもよくあること。
受け身な性格を変えるためには何を実践していけば良いか、お伝えします。
「受け取る側」になりたがる心理
男女関係なく、好きな人がいれば一緒に楽しい時間を過ごしたいと思うのは当たり前ですが、「そのための行動」を自分で起こすのは勇気が要りますよね。
「LINEでデートに誘いたいけど、断られたらどうしよう」「迷惑と思われたくない」「相手の出方を見てから決めよう」など、やらない理由はいくらでも出てきます。
動けないのは恥をかきたくないから。「がっついている」「必死になっている」と自分の価値が相手のなかで下がるのをおそれる気持ちがあります。
相手といい雰囲気になると、「こちらのことが好きなら声をかけてくるはず」と相手が動くのを期待する人も多いですが、もし相手も同じように思って待っていれば、関係はいつまでも進みません。
恥をかくより「相手を動かしたい」「自分は受け取る側でいたい」のが受け身な人の本音。
行動しないのであれば傷つく可能性は減るかもしれませんが、その代わり好きな人に自分の存在を印象づける機会は少なく、能動的でないことが交際を諦められる原因になることもあります。
受け身でいることは、相手に自分が動かないぶんの負担をかけるのと同じ。
恋愛は一対一の対等なつながりであり、自分の好意を伝えていくのは恥ではなく「あなたと良い関係を築きたい」という前向きなサインです。
幸せな恋愛では、「受け取る」の前に「与える姿勢」が欠かせません。