「受け身な人」の恋愛の実態

恋愛で積極的にアプローチができず、恋人ができても関係を深めていくのを相手任せにする人は多いですが、筆者が知る限り長い交際は叶っておらず、いずれ相手から去られるケースがほとんどです。

受け身な恋愛をやめられない人のなかには、「相手に合わせるのが愛情」「自分の意見より相手の意思を尊重したい」と自分の在り方を謙虚だと思っている人も多いですが、逆の立場になったとき、いつも自分から誘わないと会えない人、食事に行くお店もデートのプランも全部こちらに丸投げしてくる恋人と、楽しく過ごせるでしょうか。

そう質問するとたいていは黙ってしまいますが、受け身でいることを謙虚さにしたいのは自分の都合であり、他人の受け止め方は違うこともある、と理解することが重要です。

ふたりで話し合ってデートの内容を決めたい、食事に行くお店を自分がいつも決めるのではなく相手からも提案してほしいなど、好きな人だからこそ積極的に自分と関わろうとする姿を見たいと思う人も大勢います。

関係のリードをこちら任せにされると、自分ばかりが「与える側」になり受け取る側には立てず、寂しさも欲求不満も募ります。

愛情や好意をお互いに伝えあうことで信頼は育ち、「この人でなければ」の思いも強くなっていくもの。

受け身でいることは大きな損をみずから生んでいるともいえますが、そんな自分を変えたいと思ったとき、どんなことを意識すれば良いのでしょうか。