ほかにも女性が怖いと思った体験談として、知り合いの男性からこんな話題も出ました。なんでも女の化粧の仕方について、なにか思うところがあるようですよ。
「俺が女の人を怖いと思った瞬間は、なんといっても化粧ですね。姉がいるので女性のメイク変わり様は、身に染みて感じているんですが……。女の子によっては、アイメイクをがっつりと描く子もいるじゃないですか。正直ファンデーションも『濃すぎるんじゃないかな……』と思うことがよくあるんですけど。
そのことを当時付き合っている彼女にいったら『でも、手を抜いたら男は気に入らないでしょ? 化粧で騙されてくれるなら、お互いに困らないんじゃないかな』とサラリといわれて、『そ、そうだね』としか言い返せなかったことがありました……」(知人T)
「化粧で女は変わる」とよくいいますが、まさにその変貌ぶりにおののいていた様子の知人T(29歳)さん。さらに追い込むような彼女のひと言に、「これからは女性に逆らわないようにしよう」と、ハッキリと心に誓ったそう。なかでも化粧というのはどんなに美人に見えても、化粧を落とした途端に「え、別人じゃん……」と唖然とするといった話は、男性の間でもよくネタにされがちですよね。
人によっては男の前では絶対にスッピン姿を見せない。絶対に化粧を落とさないと決め込んでいる女子もいるようで、たとえお風呂に入ったあとでも軽いメイクは欠かせないという女子だって珍しくありません。粗を隠すためなのか、彼に嫌われないためなのか。その理由は人それぞれですが、男性はそんな女性の徹底ぶりがなにより「怖い」と感じているのかもしれませんね……。
最後に、筆者の友人Oさんがこんな興味深いことを話していました。
「女の人が怖いと思うことって、いまに始まったことじゃないと思うんですよ。たとえば怪談話で幽霊といえば、決まって女性がモデルですし。四谷怪談も皿屋敷も、男性に恨みがあって化けて出るといった話なので。もしかしたら女性の怖さって、過去の女性の境遇から来ているのかもしれません」
陰口を言い合ったり、嫉妬したりすることは、いわば女性の性質。筆者の男友達らが怖いと感じたエピソードも、すべて女性らしいといえば、その通りなのかもしれません。そんな男性陣が恐怖する女性の言動ですが、たとえ猫かぶりと言われようとも社会の荒波をくぐり抜けるためには、一種の処世術として必要なことなのかも……。
しかし好きな異性の前や、付き合っている彼の前でこれをやってしまうと、彼らのようにドン引きされてしまう可能性は大。彼から幻滅されるのを防ぐためにも、各エピソードのような状況時にはくれぐれも用心したいですね。
男性のみなさん、あなたが思う女性の怖さはなんですか?