ショッピングモールやファミリー向けのショップにある「キッズスペース」。ママにとってはとても便利で、あるととても助かりますが、そういったキッズスペースは地域の児童館や子育て支援施設のように頻繁に使う場所ではないだけに、周囲への配慮が足りないママ達の行動が目立ちます。
例えば子どもがマナー違反をしているのを知っていながら、見て見ぬふりをするママや、自分の子どもが好き勝手にやっているのを知っていながら注意しないママなど、他人から見れば迷惑だと思える行動を平気でする親子を時々見かけるものです。
「知ってる人がいないからいっか」「二度と顔を合わせないからいっか」と言わんばかりにキッズスペースを我が物顔で使う親子にイライラしているママも多いのではないでしょうか。
今回は、キッズスペースにおける子どもやママたちの迷惑行為の事例と、子どもが安心安全に遊ぶために守りたいマナーについてママ達に聞いてみました。
あっ、危ない!キッズスペースで子どもがする迷惑行為の事例
キッズスペースは施設運営者がお客さんへのサービスとして提供している設備です。運営者側も提供するからにはそこで起こるトラブルや事故には配慮をし、予めルールというものを設けていることが多いですね。
例えば「小学生以上は使用禁止」「飲食禁止」「走り回らない」など、みんなが気持ちよく遊べるよう、ルールが掲示されている施設もよく見かけます。
そんなルールなどそっちのけで遊んでいる子どもたち。キッズルームで子どもがする迷惑行為にはどのようなものがあるのでしょうか。
- 小さい子もいるのに「邪魔だ」と言わんばかりに走り回る
- 小さい子もビックリするような大声で騒ぎまくる
- キッズスペースの中や外を裸足で行き来する
- 滑り台を逆走して上ってくる
- ボールプールのボールを蹴ったり投げたりする
- 飲食禁止なのにお菓子やジュースを食べたり飲んだりする
ざっとあげただけでもこれくらいはあがりますが、ママ達の声として目立つのが「小さな子への配慮がない」というものです。
キッズスペースは未就学児までをOKとしているところが多く、赤ちゃんもいれば小学生に近い子もいます。特に大きな子が集まってはしゃいだり、走り回ったり、危険な遊び方をする子どもの行為は迷惑だと言えますね。
あれっ?あなたの親は誰?どこへ行ったの?親の迷惑行為事例
キッズスペースで迷惑行為をする子どもの親はいったい何をしているのでしょうか。小さな子どもに寄り添うママ達が見た迷惑ママたちはこうです。
- 子どもが危険な遊びをしているのにまったく注意をしない
- 子どもたちをキッズスペースに放り込み、ママ達は少し離れたところで井戸端会議
- 子どもの様子をまったく見ず、スマホに夢中
- 子どもにお菓子やジュースを与え、キッズスペース放置して自分はお買い物
- 子どもが喧嘩しているのに止めない
「もう大きいし1人で遊べるから大丈夫」と安易に置き去りにするママもいるようですが、子どもの行動は読めません。何が起こるか分からないのです。
「キッズルームは安全に遊べる」というイメージが強いママも多いでしょうが、使い方を間違えると自分の子どもが他人の子どもを怪我させるなど、加害者になってしまう可能性もあります。
「ごめんなさい」で済めばよいですが、済まないこともありますから、やはり親は近くで見守る必要がありますね。