香港でミシュラン一つ星に輝いた香港点心専門店「ティム・ホー・ワン(添好運)」。
ミシュランで評価されたお店にもかかわらず、カジュアルに一流の味を楽しめるとあり、2018年の日本上陸以降、行列ができるほどの人気を博しています。
現在、日本では東京・日比谷と新宿の2店舗を展開していますが、国内3号店が今年5月に、東京都文京区のエンターテインメント融合商業施設「LaQua(ラクーア)」にオープン予定ということもあり、今後さらに注目度が高まりそうです。
今回は、そんな常に行列の絶えない人気店「ティム・ホー・ワン」で、絶品点心を10品堪能してきました。
前菜的にいただける点心もやはり絶品だった!
まずは「温レタス」「海老と黄ニラのチョンファン(ライスロール)」「海老の湯葉春巻き」から
「ティム・ホー・ワン」で提供される点心はすべてオリジナルレシピによるもので、一つ一つが各店の厨房で丁寧に手作りされているのだそう。
しかも、冷凍などはなく、全てその日の朝に仕込むのだそうです。また、点心専門店の中には、ワゴンでテーブルまで店員さんが持ってきてくれ客がそれを選ぶ……というシステムのところもありますが、「ティム・ホー・ワン」はそうではなく、あくまでもオーダーから厨房で加熱し、テーブルにサーブしてくれます。
つまりいずれの料理も「作り置き」ではないというわけです。
さっそく注文して、その味わいをガンガン楽しんでいきましょう。
まずは、「温レタス」「海老と黄ニラのチョンファン(ライスロール)」「海老の湯葉春巻き」をオーダーしました。
はじめに出てきたのは、「温レタス」。レタスにタレが和えられたシンプルな料理にもかかわらず、これまで食べたことのない複雑な味がしっかりからんでいて、これが美味。さっぱりとした口当たりなので、前菜的な感じでいただけます。
次に、香港料理の定番メニュー「海老と黄ニラのチョンファン(ライスロール)」をいただきます。
米をベースとして作られた柔らかい皮で、エビやチャーシューなどを包んで蒸して作るという香港人のローカルフード。ツルンッとなめらかな口当たりで、中の具材と甘辛いタレが絶妙にマッチ。こちらもペロリと食べられました。
さらに「海老の湯葉春巻き」もいただきます。
湯葉で包まれた海老なのですが、揚げ方が絶妙でカラッとした口当たり。言うまでもなくモタれる感じはありません。
贅沢な味わいではありますが、気軽にいただけるもので、お酒のアテなどにもピッタリだと思いました。