4: 異性に向ける「友情」がわからない
「そもそも女性に友情を感じたことがない。恋愛の対象として好きになれるかどうかしかわからない」(30歳/看護師)
「友達と言いながらやっていることは恋人同士みたいな人たちがいて、友情って無責任な言い訳だなと感じる」(36歳/接客業)
同性に向ける友情はわかりやすく、性愛もなければ重い責任も生じない関係だから気楽でいられるけれど、女性の場合は「性の違い」からすれ違いが発生するときもあり、純粋な友情と自覚するのは難しいのでは、と筆者は感じます。
「純粋な友情」とは性愛や恋愛の可能性がまったくない感情、それを抜きで異性を見ることは相手の在り方にも左右されるため、「男女間の友情がどういうものかわからない」のは経験していなければ当然ともいえます。
恋愛と同じく友情も相手と同じ気持ちであってこそ成立するものであり、それを実感する機会は同性と比べればずっと少ないのが現実ではないでしょうか。
男女間の友情は「ない」とする男性たちは、決して友情を否定したいのではなく、どういったものかを知ることが少ないからわからない、という可能性もあります。
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