簡単ではない「友情の成立」
男女関係なく、同性であっても親しい友人になるまでには時間がかかり、その間にはすれ違ったり衝突があったりと、絆を育てる過程が必ず存在します。
最初から友情がメインである同性なら、コミュニケーションの取り方が恋愛よりずっと気軽で楽しい感情の共有も叶いやすいですが、異性となると精神的な距離感が生まれるためそうはいかず、友情よりも先に恋愛感情を覚えるのもよくあることです。
異性との間には、同性にはない緊張感があります。
そこから生じる刺激が恋心に育ちやすく、友情にはなかなか傾かないもの。
たとえば、適当に遊ぶことが目的の男性なら女性を簡単に友達のポジションに据えて都合のいいつながりを求めますが、恋愛を軽く考えない男性の場合は逆に女性と安易な友達関係になることはせず、お互いの様子を見ながらどんな信頼を築いていくかを考えます。
男女間の友情が「ナシ派」の男性たちは、女性とのつながりを真摯に大切にしたい気持ちを持っていることもあります。
友情も恋愛と同じく簡単ではないからこそ、距離感を持って接していたい心理があるのではないでしょうか。
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男女間の友情については考え方が人それぞれであり、正解はありません。
肝心なのは異性とのつながりをどう見るかであり、友情でも恋愛でも、人との間に生まれる情愛を大切にしたい気持ちが重要です。
相手に抱える感情がどの方向に育つか、まずは自分自身でしっかりと見極める姿勢でいたいですね。
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