4: 「キープ」されていると感じる
「元カノで腹が立ったのは、俺に気があるフリをしながら裏では別の男と仲良くなっていたことで、そいつとの約束がなくなったから俺に連絡して会おうと誘ってくるのを知って一気に冷めました。元彼をキープにする女性って、自分のことしか考えてないですよね」(男性/34歳/公務員)
元彼は自分と深い関わりのあった男性です。接触してみたら悪い反応ではなかったため「次の彼氏ができるまでのつなぎ」にしたがる女性がいますが、おすすめしません。
元カノのことが嫌いでなければアプローチされたら心は動き好意を引っ張られていたけど、実は別の男性が存在したなんて、腹が立つのは当然です。
「キープ」かどうかは、男性からの関わりにどう応えるかで案外すぐにバレるもので、上のケースの場合は男性側の誘いには応じないのに休日いきなり電話がかかってくるような矛盾に悩んだ男性が裏を調べて元カノの「本当の姿」がわかりました。
アプローチされたとき、ひとりの男性として一対一で向き合う気があると実感できれば元彼も相応の心構えを持とうと思いますが、「約束は適当に」「会うのはそのときになって誘う」のようにつながりを軽く扱う姿は、真摯に応えようとは思わないですよね。
元恋人という距離の近さを大事にするなら、誠実な対応が見えてこそ次のふたりの関係を前向きに考えられます。
自分の都合だけで元恋人を利用することは、別れた後でみずからの価値を下げるのと同じと心得たいですね。
*
元カノからのアプローチで男性が「これは無理」と思うのは、尊重されていない自分を見たときです。
たとえ元カノに未練があったとしても、以前より幸せな関係になれないとわかればあっけなくつながりを手放す男性も多く、良い関係を目指すのであればいま現在のふたりの状態を大切にするのが正解。
過去にこだわるより今のふたりで新しい信頼と愛情を築いていくのが、別れを繰り返さないコツですね。