2: 自分の「立場」をわかっていない

元カノはほかの女性と違う特別な存在ではありますが、それは内心のことであって表では距離のある「その他」の女性と変わりません。

感情が向く近さを実感してあえて元カノを遠ざける男性もいますし、あくまでふたりの立場は「他人」です。

男性側のこんな姿勢を無視して一方的に距離を詰めてくる、「ほかの女性と自分は違う」とアピールしてくる元カノは、立場を理解している男性ほど相手をすることにストレスを感じます。

「別れてしばらくしてから友達関係になった元カノ、僕が付き合っている人たちについてあれこれ口出しをするのでびっくりしました。彼女ならまだしも、ただの友人になった人に女友達のことを悪く言われたら気分が悪いし、今はLINEを未読スルーして距離を置いています」(男性/25歳/介護士)

男性のなかには、元恋人というつながりを利用して元カノをほかの女性と違う位置に置き都合のいい存在にしようとする人もいますが、健全な友達としてまともなお付き合いをしたいと考える男性の場合は、今の立場を理解していない元カノを見ると遠ざけます。

「元恋人である自分」を女性のほうが特別視してしまうと、対等な関係を築きたい男性にとってはその圧が窮屈になり、あえて応じようとは思わないのですね。

元彼が自分との今の状態をどう思っているか、を正しく把握するのがふたりのためであり、改めていい関係を築く基本になると心得ましょう。