みんな大好き、ケンタッキーフライドチキン(以下、ケンタッキー)。
複数のチキン、バーガー類などが販売されていますが、その代表商品はやっぱり「オリジナルチキン」。
門外不出で、同社の社員でもそのレシピを知らされていないという、複雑なスパイスブレンドの衣がチキンの旨みを存分に引き出し、誰にも真似できない「あの味」を生み出しています。
他方、この「オリジナルチキン」として提供されるチキンは「5つの部位」があることをご存知でしたでしょうか。
注文時に、部位を指定することはできないものの、今日買ってきた「オリジナルチキン」がどの部位にあたるものなのか知っておくと、あの味わいをよりおいしく、楽しくいただけるように思います。
そこで今回は「オリジナルチキン」の「5つの部位」それぞれの特徴や味わい、おすすめポイントを、写真と合わせて解説しご紹介。より深く「オリジナルチキン」の秘密を探っていきます。
脂少なめのあっさりした口当たりの『キール』
まずは、脂身が少なくあっさりしていてやわらかいと評判の部位『キール』を見ていきましょう。
軟骨と小骨以外はホワイトミートという、脂身が少なく、ヘルシーな味わいを楽しめる部位です。脂身が苦手な方でも食べやすい部位として人気です。
小骨は多いが、旨味たっぷりの『リブ』
続いて、あばらの部分の『リブ』を見ていきましょう。小骨が多いものの、骨に近い部位は旨味がたっぷり詰まっています。それでいて、脂身は少なめで意外とあっさりした味わいです。
この骨自体も「しゃぶって食べるのが好き」という人もいるほどの人気部位です。脂身が少なくとも、旨味を十分堪能できます。
あっさりしていながらもコラーゲンたっぷりの『ウィング』
続いて、『ウィング』を見ていきましょう。よく動かす手羽の部分で、肉質がしっかりしており、コーラゲンたっぷりの濃厚な味わいを楽しめ、旨味を感じられると人気が高い部位です。
手羽中の2本の骨をひねりながら抜くと、身の部分だけをキレイに食べることができます。