「綿棒浣腸」奮闘記

「次女が4カ月ごろ便秘気味で、2、3日お通じがないことが日常でした。

あるときは、お腹のマッサージをしたり水分を多くとらせたりしてもなかなか出ず、お腹が苦しいのか不機嫌に。綿棒の先にオリーブオイルを塗ったもので肛門を刺激するといい、と本で読んだので、夫婦でおそるおそる実践することにしました。

何度か刺激すると、しばらくして黄土色のうんちを、にゅるにゅると大量に放出!圧巻だったので、思わず写真を撮ってしまいました」(40代、一男二女のママ)

出すぎて大変なエピソードが続きましたが、こちらは出なくて苦労したケース。肛門を綿棒で刺激する「綿棒浣腸」の方法はよく耳にしますが、実践する勇気がなかなか出ないんですよね。

このケースでは、満を持しての実践が功を奏したようで、本当によかったです。

涙、涙のうんち風呂

「赤ちゃん時代のうちの子は、とにかく便秘で。ところがいつの日からか、湯船に入ると必ずうんちが出るように…。

子どもも温めたいけど、うんちもとらないと。いっぱいいっぱいな初めて育児に半泣きになりながら、うんち風呂に浸かっていました。毎晩、お風呂の時間が怖かった(笑)。今だから笑えます」(30代、一男のママ)

こちらも便秘のエピソードですが、なんと、お風呂に入るとお通じがあるという困ったケース。ただでさえ、新米ママにとって、赤ちゃんとのお風呂は大仕事です。きれいに洗うためにお風呂に入れているのに、湯船でうんちなんて…半泣きになるのも無理はありません。

ただ、お風呂に入れたらうんちが出たという話はほかのママからも聞きました。温かいお風呂は、便秘改善には有効な手段といえそうです。

オムツの進化がすごい

「1人目のときは漏れていた量のうんちが、4人目だと漏れない。要するに、最初の出産から10年ほど経って、オムツが進化したんですね。最近のオムツはすごい!」(30代、一男三女のママ)

4人兄妹のママからは、オムツの進化を讃える声も届きました。どんなうんちもどーんと受け止めてくれる吸収力バツグンの紙オムツには、感謝しかありません…。

実は好きでした

「何を隠そう、子どもの一番好きな表情が『うんちしてる顔』でした。緊張と弛緩がないまぜになって一点集中している幼児の顔。娘が10代になった今、あれがもう見られないのが寂しい」(50代、一女のママ)

最後に紹介したのは、先輩ママのこんな告白。うんち中の子どものいきむ顔が好き、というママやパパは、ほかにもけっこういるみたいですよ。

まとめ

以上、笑えるネタからつらかった思い出まで、いろいろなうんちエピソードを紹介しました。うんちとのお付き合いは、子育てでは避けて通れないもの。「あるある!」「あったあった!」と共感するエピソードも多かったのではないでしょうか。

「うんちしてる顔が見られなくなって寂しい」というママの声もありましたが、うんちの色や形から、いきんでいる最中の表情まで、見せてもらえるのも小さいうちだけなんですよね。

まだまだうんちとの格闘が続きそうな乳幼児ママのみなさんは、ぜひ今のうちに、毎回のうんちに注目してみてくださいね。

京都在住ライター。私大文学部を卒業し、会社勤めを経てフリーライターに。東京都内で活動した後に、京都市左京区に引っ越し出産。その後は京都で子育てをしながらライター業を続ける。インタビュー・取材記事をはじめ、カルチャー、ヘルスケア、生活などのジャンルで幅広く執筆。