アンテロープ・キャニオン:アメリカ

 

アメリカアリゾナ近郊、ナバホ族の土地にある渓谷。何百年という雨風の浸食により有機的な形に削られており、幅の狭い「スロット・キャニオン」と呼ばれる場所は観光客の撮影スポットとして親しまれています。

天井の狭い隙間から降り注ぐ光には、自然の神秘を感じてしまいます。
アメリカが持つ雄大さも感じることができるスポットです。

 

クーハーカルハート宮:タイ

 

タイのカオ・サームローイヨート海洋国立公園の奥深くに存在する「プラヤー・ナコーン洞窟」。その洞窟の奥には、まさに秘境とも言うべき「クーハーカルハート宮」があります。天井には大きな穴が空いており、そこから降り注ぐ光がより神秘的な雰囲気を作り出しています。

洞窟までの道のりはなかなか険しいようで、歩いてしか行くことができません。苦労してたどり着いた先に待つこの光景、まさに絶景と言えるでしょう。

 

ナミブ砂漠:ナミビア

 

アフリカ大陸の南西部に位置するナミビアに存在する「ナミブ砂漠」。世界最古の砂漠で、2013年に世界遺産に登録されました。アプリコット色の巨大な砂の丘が織り成す世界は「世界一美しい砂漠」として観光客に親しまれています。

「ナミブ」は主要民族サン人の言葉で「何もない」という意味。何もないからこそ絶景となる「ナミブ砂漠」、一生に一度は訪れたい場所です。

 

ここで紹介したのは、数ある絶景の中のほんの一部。この世にはまだまだ息をのむような美しい場所が存在します。

かつて寺山修司は「書を捨てよ、町へ出よう」と若者に呼びかけました。時代も様変わりを果たし「書」どころか「インターネット」が主流となった現代。全ての物事がインターネットで完結してしまう今だからこそ、モニター上では決して体感できない「圧倒的スケール感」が人々の心を掴むのかも知れません。

さて、まずはどの絶景から訪れてみたいですか?

※本記事内の情報は、記事アップ時のものとなります。

デザイン、アート、インテリア関連の記事を中心に執筆をするフリーライター。インドア系ライフスタイルメディア「roomie」でも執筆。国内外の人に教えたくなるような小躍りする情報を紹介予定。