“美食の王様”として、テレビなどでおなじみの来栖けいさん。私が編集する『東京最高のレストラン』にも毎年登場していただいています。

その来栖さんが自著『美食の王様のお取り寄せ』のなかで紹介していたのが、この「明宝トマトケチャップ」(300g580円)です。さまざまなメディアで“日本一のトマトケチャップ”として取り上げられてもいます。 

   

 



  






岐阜県の明宝で採れた規格外の完熟桃太郎を、大なべで5時間じっくり煮込むとか。
まずはそのまま口に運んでみると、なんとも甘い! その甘さは口をしかめて「うわっ、あま!」というものではなく、じんわりと口中に染み込む、自然が濃縮された爽やかな甘み。思わず口元が緩みます。

来栖さんはパスタヤピッツァにもぴったりと書いていたので、ミニピザを作ってみることに。あくまでカンタンに。餃子の皮を使います。

(1)餃子の皮を2枚あわせて
(2)そこにたっぷり「明宝トマトケチャップ」を塗ります。

   

   











(3) あとはチーズとお好きな具をのせて、オーブンで6~7分。チーズが溶けたら出来あがり!

   

   
 

 












餃子の皮のピザは先日、『ウマ缶レシピ』という缶詰レシピ本を編集したときに、料理研究家の村田裕子先生から教わったもので、お子さんのおやつやパーティにも喜ばれます。

かんじんの味ですが、まろやかです。後味がしつっこくないので、何枚でもいけてしまいます。いい調味料を使うと、いつもの料理が驚くくらい変身するんですよね。一瞬、高いかなと思っても日割りすればそれほどの値段でもありませんし。
 
次は大人気、セブンイレブンの冷凍「五目炒飯」

   











なんと価格破壊の100円。これだけでも十分おいしいんですが、「明宝トマトケチャップ」を大さじ3ほど混ぜれば、ケチャップライスに!

  








 

   

 
















調子にのって、カップラーメンに入れたら、これも抜群。

   

   















たったひとつの調味料で何度もさまざまなアレンジが楽しめるとは贅沢です。580円なのに。

年末年始は、どうしても同じような味が続いてしまうもの。そんなときのアクセントにもおすすめです。そして、1年間がんばった自分へのちょっとしたごほうびにも。

オンラインショップで購入できます。


【製造元】
明宝レディース
住所:岐阜県郡上市明宝寒水268-1  

1965年東京生まれ。ぴあ株式会社グルメ統括プロデューサー兼『東京最高のレストラン』編集長。主な編集作に『いまどき真っ当な料理店』(田中康夫)、『一食入魂』(小山薫堂)、『宮部みゆきの江戸レシピ』、『行列レストランのまかないレシピ』(森脇慶子)など。2001年にプロによる完全実名評価本「東京最高のレストラン」を創刊。