6: ケンカばかりだった

当然ですが、交際中にケンカばかりしているカップルは、結婚してますますエスカレートする可能性が高いのです。

「ケンカするほど仲がいい」とよく言いますが、ケンカはしないに越したことはありません。

「言いたい放題の仲=本音をぶつけ合う仲」「言いたいことを言えてスッキリ=心を開いている」ではありません。

本音を知ってショックを受けたり、腹が立ち「一生許さない」と心に決めたりするかもしれません。全員が「何でも言ってくれてありがとう」とはならないのです。

ケンカが絶えないのは「相性が合わない、根本的な考えの違い、歩み寄れない性格」という場合があり、結婚でそれが収まる、というわけでないので要注意です。

7: 他人にすすめられた結婚

両親にすすめられた・友達にプッシュされたなど、乗り気ではなかったけれど「まあこんなものかな」と結婚を決意したケース。

この場合、自分は受け身で消極的に行動しますが、相手には期待してしまいます。そこで、相手が「結婚式の準備をてきぱきできない、はっきりしない」様子を見せたら、一気に嫌いになってしまうのです。

また、すすめてきた人に「いい人だって言うから結婚したのに」と文句を言うことも。

自分から好きになって燃え上がり、押して押して成就した結婚ばかりがいいとは限りませんが、第三者に丸投げしたうえでの結婚もおすすめできません。

思いあたるポイントがあるなら、いちど相手とよく話し合い、自分の心と向き合うことが大切。

相手の人格や価値観、そして相性がいいのかを考えましょう。問題を解決するために努力したうえで、答えを出すことが賢明です。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。