仲直りは「ダメな自分を知る」ではなく「お互いについて理解を深める機会」

一方で、きちんと向き合って解決したいと望む女性の場合、「話したいのだけど」と水を向けても言い訳をつけて逃げる彼氏を見れば愛情が萎えていくし、問題を残したままで交際を続けようとする姿に信頼も失います。

それを見て慌ててまた謝罪してくる男性もいますが、目的が交際の継続であって仲直りでなければ、その場では別れを留まっても結局は新しい衝突が起きたときに同じ流れを繰り返し、最終的に終わってしまうカップルは多いものです。

喧嘩はふたりの価値観や考え方に違いがあるから起こること、衝突やすれ違いはそれを知るきっかけと考えれば、仲直りは「間違えたダメな自分を知る」のではなく「お互いについて理解を深める機会」と捉えるのが正解です。

好きな女性の前では常にかっこよく頼られる男性でいたいと願うのは当たり前ですが、対応を間違えたり彼女と価値観が違ったりなんてことは別にマイナスではない、と知るのが先。

失いたくないのが彼女の愛情であれば、ダサい自分を隠すことより正面から問題と向き合う姿こそ、信頼となるはずです。

「女性のほうが口が立つから」「最終的に自分が謝らないと彼女が納得しないから」と仲直りを避ける理由を自分以外に置く男性もいますが、そんな言い訳を持つことこそお付き合いでは不毛であり、その気持ちを彼女にも知ってもらったうえで正しく愛情を結び直す機会を大切にしたいですね。